中銀カプセルタワー生活から1年
2020年 11月 19日

黒川紀章さんの設計で、1972年に竣工したビル。ひとつひとつの部屋が、でっかい丸い窓が付いたプレファブリケーションのカプセルなんですよ。
面白かったなー。この建物自体もそうですが、ここに集まる人たちも。
もともとは、ひとつひとつのカプセルが取り外されて、交換されて、増殖していって、新陳代謝をするという、メタボリズムのコンセプトで建てられたビルですが、この50年近くの間一度も交換されることはなく。ただし、中に住む人や、訪れる人はコンスタントに変化してきたわけで。そういった意味で、住民の方が新陳代謝をしながら入れ替わり、あるいは年を重ねてきたということ。
そこに、自分も参加できたというのが、とてもうれしい。



僕は、ここに応募して、このカプセルに住めることになったので。
by t0maki
| 2020-11-19 18:49
| 中銀カプセルタワービル
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