高輪大木戸跡に高低測量几号が!

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9月下旬の連休の日に品川の街歩きを主催して、登らない山登りをやった流れで、その翌週は一人で品川から台場まで、江戸末期の台場工事の土砂採掘のあたりから東京港の人工島まで歩きました。で、これはその後。僕の街歩き企画に参加していただいた中田さんが、今回は街歩きを主催してくださって、今度は僕がそれに参加した、と。

そのコースは、過去の記事に書きましたが。最初の部分が抜けていたので改めて。

出発は泉岳寺駅から。この前の週に、ちょうど僕は泉岳寺を訪れていて、お化けトンネルも見納めかと思ってたのですが、またこの日に訪れることができてラッキー。

というわけで、泉岳寺からすぐのところにある、高輪大木戸跡へ。東海道から、江戸に入る入口ですね。

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何度かここは通ったことがあるのですが、道路に面したところにこんな記号があるの、気づきませんでした。これ、高低測量几号ですね。確か、愛宕山にもあったはず。
明治初期に、測量をした時に、各地の石造物にこういう記号を残していった、と。

歴史のあるこういう石造りの遺跡に彫れば、将来も残るだろうと見越してのことらしいですけど。工事で移動しちゃったり、あるいは地盤沈下でそもそも高度が変わっちゃったりして、あまり活用されなかったという話も。

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という、高輪大木戸跡でした。

普段、普通に何気なく通り過ぎている場所に、こういう歴史の一端とか、気づかずに存在していたりもして。だから街歩きは面白いな、と。



by t0maki | 2020-10-22 02:24 | ライフスタイル>旅・散歩 | Comments(0)