スマホのカメラロールをひたすらスクロールしていって、一番古かったのがこの写真。1994年1月1日ってなってたけど、おそらくそれは本物の撮影日ではなく、フイルムをデジタル化した際に業者さんが設定してもらったもの。
アメリカに留学したての頃に、みんなでサンフランシスコを訪れたときのものだと思う。1994年であることは間違いない。たぶん、夏だったと思う。
なにかこう、記憶の断片がホルマリン漬けになってるような感じで、妙に現実感がない。切り取って、そこに浸けてあるみたいな。
さて、続いての写真は?
両手でいびつなハートを作ってるような。これは、ピラミッドレイクかな。ネイティブアメリカンの伝説がそこかしこに残る、歴史のあるミステリアスな砂漠の中の湖。
これも銀塩フイルムカメラの写真。自分でフイルムを現像したやつだと思う。当時は、バスルームを暗室にして、よく写真を焼いてました。
そのおかげで、大学卒業後に、ロサンゼルスで写真の仕事に就くことができた。人生って面白い。