夕食のあと、外を歩いていたら気づいたこと
2020年 07月 09日

夕飯の後、少し歩いて来ました。一瞬雨がパラついたけど、おおむね良い天気。
風が気持ち良い。
少し歩いていて、「あれ?」と思ったんですよ。
いつもあるはずのものが、ない。
気づいたんですけどね。今日は、身体の痛みがない。
先月の終わりごろに、うっかり右太ももの裏を肉離れしてしまいまして、中で裂けた筋肉から出血して、それが皮下の内出血に。どわっと黒くなってたんですけど、ようやく治ってきた感じ。あざも下の方に下がってきて、黒から黄色に変わって、散っていく感じで。
痛みも、少し鈍い痛みはあるものの、しばらく歩いていたらドーパミンとエンドルフィンですーっと消えました。
たまに歩けなくなるほどの腰痛も、今日はなし。
頭痛もない。歯の痛みも、歩き始めの頃はあったけど、そのうち遠のいていったし。
時々軽くストレッチをしながら、全身に風を感じながら、河原の道を歩きました。
「痛い」という状態を知っているから、痛みのない状態のありがたさを知るんですよね。
痛ければ出歩かなきゃいいじゃんと思うかもですが、痛いのは、別に歩く妨げにはならない。完璧なコンディションを求めていたら、いつまでたっても歩きに行けないですから。痛いっていっても、別に歩けないわけではなくて、痛みをコントロールすれば歩けるし。安静にしていても、多少動いていても、治り具合はあんまり変わらないし。多少動かしていた方が、治ったあとも動きやすい、と、個人的には思いますが。ま、程度によりますが。
痛みをコントロールする方法。もちろん、前述のドーパミンなどの脳内麻薬的なものも効果的ですが、もっとシンプルな心理トリックがあります。
痛みを、客観的に見るということ。「痛い!」って感じるのは当然なんだけど、その「痛い」と感じている自分をちょっと俯瞰で客観的に見る、っていう方法なんだけど。分かるかな。
たとえば、誰かが道端で痛がって倒れてたとしても、自分はその痛みを感じることはできない。
自分を、自分から切り離して、その道端に倒れている人のように、いわば他人事のように観察する、っていう感じかな。「あ、おれ、今とても痛がってるんだな」みたいな感じで、他人事のように理解してみる。すると、自分の意識と痛みとをある程度は切り離すことができるよ。ま、ものすごく痛すぎる場合は、それどころじゃないけど。ちょっとだけ、瞑想とか、マインドフルネスにも似てるかも。自分を、客観的に観察している感じ。
ま、それはともかく。
今日は、痛みもなく歩くことができて、とても嬉しかったってことを書いておきたかったのです。
by t0maki
| 2020-07-09 00:32
| ライフスタイル>スポーツ
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