【PR】『マンガでわかる管理会計』を読んでビジネスの仕組みを知ろう!
2020年 07月 05日
今まで僕は、これまでの会社勤めの経験の中で、フォトグラファーとかデザイナーとかディレクターなど、つくる方の仕事をメインでやってきましたけど。時々、プロデューサとか、プロダクションマネージャーみたいな仕事をすることもあります。前職では、新規プロジェクトを立ち上げるための、損益分岐点についての見込みも含めた年間事業計画なんてのもつくったことがあります。年を重ねた会社員は、そういうのも時々やらされるんです。
で、ビジネスを成功させるには、やっぱりそういったお金の部分をきちんと把握しなければならないわけで、案件規模の見積もりとか契約とかは今までそれなりにやりましたけど、「経営」については今まで全然詳しくない(というか避けてきた)ので、今回読んだ『マンガでわかる管理会計』の本は、新しい知識を学ぶのにすごく役に立ちました。
今回、こちらの本を献本いただきましたので、読んでみてレビューを書きます。
まさに、会社を起業したり、事業を起こしたり、あるいは経営に関わる人は読んでおくべき本だと思いました。
「管理会計」についての、固定費と変動費の分け方や、損益分岐点の計算方法、新規事業を立ち上げる際の安全余裕率とか、いろんな数字の出し方や計算方法なども書かれていてすごく勉強になる。
そもそも、「管理会計」と「財務会計」の違いとか、「へー、なるほど」って、目から鱗です。
外部の人に報告するための財務会計と、自社の業績をまとめて戦略を決めるための管理会計は、目的も数字の出し方も別物なんですね。財務会計は、あるい程度フォーマットとか、計算のお作法なんかも決まってる。それに対して、管理会計は自社のビジネスの実態に合うように、どんどんカスタマイズして作り替えてよいものなんだ。
マンガなので、とても読みやすく、理解しやすいです。ところどころ、文章で補足もありつつ。
経営に直接関わっていない人でも、知識として読んでおくのは良いと思いました。
こうして読んでみると、ビジネスを立ち上げて成功させるのって、すごく大変なのだなぁ、と。どうやって現状を把握して、そして改善していくか。その戦略を立てる際に、この管理会計を知っていると武器になる。というより、知らないでやっている人は、武器を持たずに戦場にうっかり出ていくようなものなのだな、と。事業や会社の規模に関わらず、ね。
あと、「銀行」の役割って、大きいんですね。と、この本を読んで感じたり。面白いなー。
というわけで、今回は『マンガでわかる管理会計:はじめてでもわかる儲けのからくり』を著者であり税理士の原尚美先生よりいただきまして、書評というか、読んでみた感想を書いてみました。数字に強い人もそうでない人も、経営やビジネスの仕組みに興味がある方におすすめの本です。
by t0maki
| 2020-07-05 17:53
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