『スタンド・バイ・ミー』を久しぶりに観て
2020年 06月 28日

『スタンド・バイ・ミー』を最初に観たのは、テレビ放映の吹き替え版。
金曜か、土曜か、日曜か、とにかく、テレビで夜9時から観たわけですよ。
その後、しばらくして。何年か経った後にノーカット字幕版を観たら、テレビ版でカットされているシーンがあったのを知って衝撃。
あ、ここからちょっとネタバレするんで。
まだ映画観てない人で、あらすじとか知りたくない方は読まないでください。
じゃ、書きますね。
その、この映画のストーリーって、子どもたち4人が死体を探しに行くっていう話じゃないですか。
で、テレビで観た時は、肝心の死体が映ってるシーンがカットされてたんですよ。
なので、最終的に死体が見つかったのかどうなのか分かりづらくて、なんだかいまいちしっくりこなかったんですが。
ノーカットで見たら、しっかり死体が映ってるわけですよ。そこ、カットしちゃダメでしょ。一番重要なシーン。
って、思った記憶。
他にも、テレビ放映版では「不適切シーン」がいろいろカットされてて。ひどいなと思った。
海外の名画を切り刻んで、一部分を塗りつぶして展示するみたいなもんでしょ。
作品に対して失礼だな、と。
でも、一番の怒りポイントって、こんな素晴らしい映画なのに、アメリカでは子供が観ることできないんですよね。
公開時は「R指定」ということで、成人しか観ることができなかったって。とても悲しい。
子どもの頃に、観るべき映画だと思うんだけど。死体のシーンとか、タバコを吸うシーンとか、あとは言葉遣いが子どもには不適切だという判断なのでしょうけど。本質を見失ってるなって思って、すごく悲しい。
というようなことをこの映画を観るたびに思い出します。
映画は、とても素敵な映画です。
by t0maki
| 2020-06-28 22:48
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