映像、演劇、ダンス、音楽など、アート的なテーマでオンライン同窓会

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新宿時代の母校、NIC(僕の時代はUNRJだった)が、最近オンラインで同窓会を開催していて。それが毎回すごく面白そうなんですね。4月の、確か第一回に参加してみて。

で、早くも本日第五回を開催していたので、参加させていただきました。
卒業して26年とかにもなると、こういう会に参加するとたいてい年長者になっちゃうんでちょっと気恥ずかしいんですけどね。前回は、卒業生としては上から二人目。今回は一番年長者になってしまった。

でもまぁ、こういう会は年齢関係なく、母校の絆で結ばれているので良いですよね。ってか、うちの年代ももっと参加して欲しい。

とにかく。

本日集まった方々の属性は、「映画、映像、演劇、ダンス、ミュージカルなど、アート的な、そんなくくりです」という呼びかけ通り、ドキュメンタリー映画を制作している方や、映像作品を作っている方、舞台照明を担当されている方や、舞台の制作や広報をされている方、海外でプロダクションマネージメントをされてる方や、ダンサーの方、俳優の方、シンガーの方など、いろんな方が集まってましたねー。

なぜ僕が今回参加したかというと、まぁ、本職はデジタルマーケティングなわけですけど、趣味で「日曜アーティスト」として活動はしているので。と、ちょうど先日「劇場」と「マーケティング」というテーマでワークショップやオンライン授業もやっているので、すごく興味があったので。加えて、今ストーリーラボで月二回開催されているストーリー講座なんかも参加しているので、そっちの文脈でもとても身近なテーマ。

ポストコロナ/ウィズコロナの、貴重なお話をいろいろ伺うことができました。助成金の話とか、切実ですよね。
海外にお住いの方のお話で、失業保険と補助金とで、その方は生活できるくらいの金額をいただいているというお話。
だいたい、その方が一週間でもらっている額が、ちょうど日本人の僕がもらえる全額だったり。あの、給付金のあれ。
国によって、国民の待遇がいろいろ違うんだなぁ、と。

リアルな話としては、美術館のシアターで舞台を再開するにあたり、座席をひとつおきにするなどのガイドラインをつくっていたり、現在俳優さんは仕事が無い状態ですが、外国の事例としてはアメリカのアニメのアフレコのように、役者さんが個別に演技してそれを撮影したものをあとからつなぎ合わせるなんていう撮影手法なども出てきていることなど。

もちろん、オンラインでの演劇も出てきましたよね。映像作品であれば、VIMEOのレンタル機能を使って、映画をオンラインで上映する取り組みであるとか。いろんな事例があるんだなぁ、と。

面白いですよね、こういったオンラインの集まり。
普段だったら、絶対に一箇所に集まることができないようなメンバーが、その場に画面上で顔を合わせて、いろんな情報交換や意見交換ができる。こういったコミュニケーションが、今後も定着していくのだと思います。

やりたいことを思いっきりできるってのは、本当に素晴らしいこと。
僕も、大学で途中からアート学部に転部しましたからね。それが、本当にやりたかったので。
やりたいことをやり抜くってのは、自分の意思があれば誰でも実現できる。
でも、それが続かないのは、意思の弱さというよりは、社会的状況がそれを許さないから。
親や先生が反対したって、自分の意思を貫いた人もいる。でも、やりたいことをやり続けることが、仕事に結びつかなかったとしたら?まともな生活費が無い状態で、夢を追いかけることは難しい。

でもね、課題があれば、必ず解決策はあるはずなんだ。「お金がない」ということが問題なのであれば、その課題を解決するために努力すればよい。「時間がない」ということが問題なのであれば、どうやったら時間をつくることができるか考える。あるいは、いかに短い時間で実現できるかを考えればよい。

今気づいたけど、ここらへんのことって、ちょうど僕が今、次回のオンライン授業で伝えたいことだったんだよな。
今回、このオンラインイベントに参加できて本当に良かった。

あらためて、自分が伝えたいことが見えてきたよ。


by t0maki | 2020-05-30 23:59 | イベント・スポット | Comments(0)