ミントへ

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昨日帰ってきたら、うちのインコ、ミントの調子が悪かった。うちの嫁さんは様子を見ようと言ってたが、ひと目見て「これはまずい」と思ったので、近くでまだやってる動物病院に電話をかけたが一向に繋がらない。留守電にもならない。Googleのレビューを見るとあからさまに低評価なので、そこにいくのはやめて、翌朝ちょっと離れているけど良さそうな小鳥専門の動物病院へ。

すぐさま処置してもらったけど、経過を見る必要があるとのことで、入院に。

その日の夜に、息を引き取った。

タクシーで動物病院に向かうとき、籠の中のミントを覗き込んで、目があった。ずっとこちらを見上げている。

病院に連れて行ったのが正解だったかはわからない。家にいて、みんなに看取られて死んだ方が良かっただろうか?でも少なくとも、病院に連れていくことで、やるべきことは全部やったので、後悔は少ない。けど、「もっとやれることがあったのではないか?」と思ってしまう。

評判の悪い医者でも、電話が繋がらなくても、そのまま直接行ったらもしかしたら、とか。調子が悪くなったとき、すぐにその日のうちに病院に運び込むことができていたら。自宅でもしかしたら処置できた?とか。

ミントを入院させて、帰る電車の中で、なんとなく、こうなることを予想して、すでにもう悲しみと喪失感に襲われてた。たかがベットとか、たかが小動物とか言う人もいるかもしれない。でも、この悲しみは本物だよ。歩くのも億劫で、食べるのもめんどくさくて、息の仕方も忘れるような。腹にでっかいシリコンの塊を突っ込んだような感覚。気分が沈む。

この悲しみは、同じように親しい存在を亡くした人にしか分からないかもな。またインコを飼えばいいじゃない、とか、そういうことじゃない。ミントは、一羽しかいない。替えは存在しない。

うちに来てくれて、一緒に過ごしてくれてありがとう。また、どこかで会おうね。


by t0maki | 2020-03-03 21:01 | Comments(0)