カナダ大使館 高円宮記念ギャラリーで開催中のアート展『曲げる』

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久しぶりに、カナダ大使館の地下にある高円宮ギャラリーに行ってみたわけだけども、エレベーターに入ってその匂いを嗅いだ瞬間、新宿の校舎のことを思い出してめちゃめちゃ懐かしくなって、「あぁ、僕はこの場所が好きなんだなぁ」と思ったわけなのですよ。

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建物の構造的に、地下のギャラリーを訪れるには、まず長いエスカレーターで3階に昇ります。

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そして、エレベーターで地下のギャラリーへ。
カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー

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今回訪れた時は、「曲げる」という作品展が開催中でした。カナダにゆかりのあるアーティスト5人による、グループ展。
以下、公式サイトより抜粋。

エリザベス・ベリヴォー: アカディア系カナダ人で、トーキョーワンダーサイト、遊工房アートプロジェクト(東京)、Studio Kura(糸島)のレジデンス・プログラムに参加。東京で学んだいけばな小原流から着想を得たストップモーション・アニメーションや彫刻を制作。現在は、デジタル静物画やアントロポセンを探求した創作を行っている。

ジョン・ササキ: トロントに拠点を置く日系カナダ人で、多分野にわたる創作活動を行っている。日本で作品づくりをした経験を有する。素材を転用し、ユーモアやウィット、再構成を重視した作品を数多く制作。

セリア・ペリン・シダラス: エジプト人を祖先とするカナダ人で、モントリオールで創作活動を行う。考古学的な像や、収集したファウンド・オブジェクト、カメラの前に配置した像を使って構成した静物を描く。写真、映像、陶芸を通じて場所、歴史、記憶を表現。空間を合成するその手法は、非直線的な深い時間の流れに向けられている。

エベリナ・スコロンスカ: ポーランドに生まれ、現在は東京に住む。フェミニズムや女性の身体を、生け花や花から着想を得た形や構成で表現した作品を制作。いけばな小原流を学び、近年エドモントン、バンフ、サンフランシスコ、ニューヨークのレジデンス・プログラムに参加して版画製作と陶芸を行う。

ジャスティン・ワドル: 日系三世のカナダ人で、現在は第2次世界大戦中の日系人抑留の歴史を研究している。生け花の技法を取り入れ、絞り染の布、宝石、陶器、写真を使って作品を制作。

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日本の生け花にインスパイヤされた作品が展示されているそうです。

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プロジェクターの陰に、ひっそりこんな作品も。

作品展は、4月3日まで。


by t0maki | 2020-02-26 11:51 | アート | Comments(0)