漢字は一緒なのに読み方が違うのはややこしい

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漢字って、普段何気なく使ってるけど、よく考えてみると不思議だなぁと。一般教養として日本人は最低限3,000字を理解してるらしいけど、本当にわかって使ってるのか。感覚的に、なんとなく使ってる中で、勘違いもあったりして。

同じ漢字なのに、文脈が違うと読み方が変わるとかね。なんか、その不完全さが面白い。

同じ字面なのに、読み方が違う漢字を集めてみたよ。

辛いのは辛い(からいのはつらい)
紅葉の紅葉(もみじのこうよう)
人気が無いので人気が無い(にんきがないのでひとけがない)
逸れて逸れる(それてはぐれる)
止めて止めて(やめてとめて)
心中する心中(しんじゅうするしんちゅう)
生物と生物(なまものとせいぶつ)
仮名の仮名(かめいのかな)
素振りの素振り(すぶりのそぶり)
通って通った(とおってかよった)
解いて解く(ほどいてとく)
辺りの辺り(ほとりのあたり」
一見一見さん(いっけんいちげんさん)
一月の一月(いちがつのひとつき)
上手は上手から上手(うわてはかみてからじょうず)
今日は今日は(きょうはこんにちは)
その方その方(そのほうそのかた)
角の角(つののかど)
縁の縁の縁(へりのふちのえん)
空いたら空いた(すいたらあいた)
堪えて堪えるのは堪える(こらえてたえるのはこたえる)
捻って捻る(ひねってねじる)
歪んで歪む(ゆがんでひずむ)
誘って誘う(さそっていざなう)
忙しく忙しい(せわしくいそがしい)
脅かして脅かす(おどかしておびやかす)
最中の最中(もなかのさなか)
何人何人(なにじんなんにん)
何色何色(なにいろなんしょく)
金の金(きんのかね)
ある種の種(あるしゅのたね)
銀杏の銀杏(いちょうのぎんなん)
臭いが臭い(においがくさい)
艶やかで艶やか(つややかであでやか)
見物は見物(けんぶつはみもの)


同じ言葉でも、読む人によって違う意味に理解されたりとか。そういう、不完全さも含めて、僕は言葉が好きですよ。

by t0maki | 2020-01-31 09:34 | Comments(0)