2019年振り返り:この先もずっとずっと楽しみながら「つくる人」でありたい
2019年 12月 29日
奥歯を食いしばってひっしでペダルを漕いでる。すると、ある瞬間にふっと軽くなることがあるんだよね。だんだんスピードがのってくる。周りの景色がどんどん通り過ぎてく。風を感じながら、さらにペダルを漕ぐ。
僕にとって、この2019年って、この「ふっと軽く」なった瞬間だったのかもしれない。
今まで、とにかくなりふり構わずただただ必死でやってきたことが、なんだかよい感じで次のステップにつながっていったような。
頑張ってきて良かったな、と。
僕にとって、この2019年って、この「ふっと軽く」なった瞬間だったのかもしれない。
今まで、とにかくなりふり構わずただただ必死でやってきたことが、なんだかよい感じで次のステップにつながっていったような。
頑張ってきて良かったな、と。
■個人で開催してきた勉強会
2018年4月から、毎月開催してきた個人主催の勉強会。一番最初は、機械翻訳で電子書籍をつくるのが楽しかったので、それをみんなでやろうかなという軽い気持ちで始めたもの。その後も、音声認識やOCR、アンバサダーマーケティング、お金のいらないフリーマーケットや、都内で富士登山、アイデアを形にする、都電貸切で写真展などいろいろやって、2019年に入ってからは、語学力、製品レビュー、旅の情報発信、気候変動など、興味のあるテーマを片っ端から次々とやってきた感じ。
その過程で、チェコ共和国大使館で勉強会を開催したり、ドキュメンタリー映画のプロデューサさんをお呼びして上映会とディスカッションを行ったり、メーカーの方にご協力いただいて製品レビューについての勉強会を開催したり。
ちょっとずついろんなものが積み重なって、良い感じに広がっていきました。
この勉強会シリーズは9月にいったん終了して、10月からは中銀カプセルタワービルへの活動に移っていきます。
2018年4月から、毎月開催してきた個人主催の勉強会。一番最初は、機械翻訳で電子書籍をつくるのが楽しかったので、それをみんなでやろうかなという軽い気持ちで始めたもの。その後も、音声認識やOCR、アンバサダーマーケティング、お金のいらないフリーマーケットや、都内で富士登山、アイデアを形にする、都電貸切で写真展などいろいろやって、2019年に入ってからは、語学力、製品レビュー、旅の情報発信、気候変動など、興味のあるテーマを片っ端から次々とやってきた感じ。
その過程で、チェコ共和国大使館で勉強会を開催したり、ドキュメンタリー映画のプロデューサさんをお呼びして上映会とディスカッションを行ったり、メーカーの方にご協力いただいて製品レビューについての勉強会を開催したり。
ちょっとずついろんなものが積み重なって、良い感じに広がっていきました。
この勉強会シリーズは9月にいったん終了して、10月からは中銀カプセルタワービルへの活動に移っていきます。
■中銀カプセルタワービルに住む
10月22日から11月21日の一カ月間、銀座にある黒川紀章設計による1974年竣工のユニークな分譲マンション「中銀カプセルタワービル」に住みつつ、友人たちと思いつく限りいろんな企画を実行していきました。
宇宙食を食べ比べしたり、カップ酒をあおりながら昆虫食にトライしたり。御朱印帳をつくるワークショップや、アイヌの楽器と音楽を楽しむ会、銀座の建築を巡るツアーや、ハンコでコマ撮り、チェコと写真展、noteがテーマの飲み会など。今、その一ヶ月間の中銀カプセルタワービル滞在記をブログに書いているのですが、100記事書いても全然終わる気配がなく。ひたすらいろんなことをやりました。
今まで、日本橋でオフィスを借りたり、3331 Arts Chiyodaの教室をシェアしてアトリエにしたりなど、サードプレイス的な拠点を構えての創作活動は何度かチャレンジしてきましたが、こんなにも中身が濃くて、たくさんの人たちに参加していただいたのははじめてでした。個人的な勉強会イベントを続けてきて、その参加者さんたちも今回来てくれました。
いままでやってきたことがいろいろ結びついて、ここでの活動につながったんだな、と。
10月22日から11月21日の一カ月間、銀座にある黒川紀章設計による1974年竣工のユニークな分譲マンション「中銀カプセルタワービル」に住みつつ、友人たちと思いつく限りいろんな企画を実行していきました。
宇宙食を食べ比べしたり、カップ酒をあおりながら昆虫食にトライしたり。御朱印帳をつくるワークショップや、アイヌの楽器と音楽を楽しむ会、銀座の建築を巡るツアーや、ハンコでコマ撮り、チェコと写真展、noteがテーマの飲み会など。今、その一ヶ月間の中銀カプセルタワービル滞在記をブログに書いているのですが、100記事書いても全然終わる気配がなく。ひたすらいろんなことをやりました。
今まで、日本橋でオフィスを借りたり、3331 Arts Chiyodaの教室をシェアしてアトリエにしたりなど、サードプレイス的な拠点を構えての創作活動は何度かチャレンジしてきましたが、こんなにも中身が濃くて、たくさんの人たちに参加していただいたのははじめてでした。個人的な勉強会イベントを続けてきて、その参加者さんたちも今回来てくれました。
いままでやってきたことがいろいろ結びついて、ここでの活動につながったんだな、と。
■歩いたり走ったり
もともと高校で陸上をやってたんですが、2002年に足首の手術をしてからは、すっかりスポーツから遠ざかっていました。2013年にアクエリアスのイベントで元オリンピック選手の市橋有里さんと走る機会があって、それから走ることを再開しました。
マスターズ陸上競技大会に出場して、うっかり東日本で銅メダルをとったりなど。その時は、出場人数が僕のクラスでは3人しかいなかったので、参加賞しただけで銅メダルなんですけどね。でも、足を怪我したまま走ることを再開しなかったら、その大会にも出ることはなかったですし、参加賞とは言え銅メダルもとることはなかったと思います。
続けるって大事。
2014年から、毎年年末の100日間で100万歩を歩くという企画をはじめました。今年で6年目。2019年も無事に100万歩を達成しました。
毎年やっていると、だんだん達成が簡単になってきます。最初の年は頑張って頑張って100万歩を歩いたのですが、今年は意外とあっけなく。余裕をもって達成できました。
あ、あと毎年11月に新潟へ訪れて、越後謙信きき酒マラソンっていうのに参加しています。今年で3年目。楽しいけど、めちゃつらいマラソン。
来年は、東京マラソンに初チャレンジします。
■続けることが大事。映画もね
学生の頃から、毎年必ず100本以上の映画を観ています。留学中のアメリカで、映画料金が安かったというのもあります。英語の勉強も兼ねて好きな映画をどんどん観ていたら、日常的に今でも時間さえあれば映画を観ています。
今年も、120本以上の映画を観ましたが、なんと言っても2019年は市民上映会を主催できたのが嬉しい出来事。前からやりたいとは思っていたのですが、映画の上映権は安くないですからね。10代の終わりに、友人たちと白黒映画を上映したことがあります。その時も、配給会社からフイルムを借りて。
自宅でDVDの上映会とかならすぐにできますが、しっかりと上映権を得ての上映会は、なかなかたいへん。そんな中、気候変動をテーマにしたショートドキュメンタリーフィルムの市民上映会が無料で開催できるということで、やらせてもらいました。
たまたま、この映画のプロデューサさんが知り合いだったので。上映会にも来ていただいて、映画を観終わった後にみんなでディスカッション。とても素敵な時間でした。
大学卒業後、僕は1年間ハリウッドにほど近い、ロサンゼルスで仕事をしてました。もともと映画が好きだったので、映画のロケ地など見に行ったり。
いつか、アンジェリーナ・ジョリーさんに会うことを目標に、映画に関する活動もこれからもっとやっていきたいな、と、妄想しています。
学生の頃から、毎年必ず100本以上の映画を観ています。留学中のアメリカで、映画料金が安かったというのもあります。英語の勉強も兼ねて好きな映画をどんどん観ていたら、日常的に今でも時間さえあれば映画を観ています。
今年も、120本以上の映画を観ましたが、なんと言っても2019年は市民上映会を主催できたのが嬉しい出来事。前からやりたいとは思っていたのですが、映画の上映権は安くないですからね。10代の終わりに、友人たちと白黒映画を上映したことがあります。その時も、配給会社からフイルムを借りて。
自宅でDVDの上映会とかならすぐにできますが、しっかりと上映権を得ての上映会は、なかなかたいへん。そんな中、気候変動をテーマにしたショートドキュメンタリーフィルムの市民上映会が無料で開催できるということで、やらせてもらいました。
たまたま、この映画のプロデューサさんが知り合いだったので。上映会にも来ていただいて、映画を観終わった後にみんなでディスカッション。とても素敵な時間でした。
大学卒業後、僕は1年間ハリウッドにほど近い、ロサンゼルスで仕事をしてました。もともと映画が好きだったので、映画のロケ地など見に行ったり。
いつか、アンジェリーナ・ジョリーさんに会うことを目標に、映画に関する活動もこれからもっとやっていきたいな、と、妄想しています。
■ブロガーとして
1998年からインターネットやデジタル関連の仕事をする中で、2000年頃から本格的にウェブ制作者として仕事をするようになりました。外資系企業のウェブサイトを立ち上げたり、モバイルコンテンツを制作したりする中で、2010年頃からプライベートで「ブロガー」を名乗って活動するようになりました。
もともと書くことが好きだったのと、写真を撮るのも好きなので、個人のホームページを立ち上げていろいろつくってたのですが、それがブログに結びついた感じで。そこからいろんなブロガーイベントに参加したり、製品レビューなどの依頼を受けるように。
勉強会の中でも、製品レビューや、写真、執筆などをテーマにした回を開催しました。
その中で、旅をテーマにした記事を書き、観光局の方からの依頼で旅をしたりなど経験し、2018年から「チェコ親善アンバサダー」として活動するようになりました。
イベントのボランティアスタッフとしてお手伝いしたり、登壇したりなど。アンバサダーになる前から、都内のいろんなチェコ関連のスポットやイベントに参加して、その様子をブログに書いていたので、アンバサダーになってからもそれを継続してやってる感じです。
今年は、チェコ共和国大使館で勉強会を主催して、チェコ好きの仲間たちに「旅と情報発信」をテーマにプレゼンをしたり、ゲスト講師を招いたりしました。チェコ好きな人たちや、旅好きな人たちとつながることができて、とても嬉しい。
「好き」をどんどん発信できるのがブログの良いところ。そして、情報発信をしていると意外なところから思いがけないつながりができたりして、それが次の活動に発展したり。
個人的な勉強会企画や、中銀カプセルタワーでの活動も、実現できたのはブログを書いていたのが大きいかも。
1998年からインターネットやデジタル関連の仕事をする中で、2000年頃から本格的にウェブ制作者として仕事をするようになりました。外資系企業のウェブサイトを立ち上げたり、モバイルコンテンツを制作したりする中で、2010年頃からプライベートで「ブロガー」を名乗って活動するようになりました。
もともと書くことが好きだったのと、写真を撮るのも好きなので、個人のホームページを立ち上げていろいろつくってたのですが、それがブログに結びついた感じで。そこからいろんなブロガーイベントに参加したり、製品レビューなどの依頼を受けるように。
勉強会の中でも、製品レビューや、写真、執筆などをテーマにした回を開催しました。
その中で、旅をテーマにした記事を書き、観光局の方からの依頼で旅をしたりなど経験し、2018年から「チェコ親善アンバサダー」として活動するようになりました。
イベントのボランティアスタッフとしてお手伝いしたり、登壇したりなど。アンバサダーになる前から、都内のいろんなチェコ関連のスポットやイベントに参加して、その様子をブログに書いていたので、アンバサダーになってからもそれを継続してやってる感じです。
今年は、チェコ共和国大使館で勉強会を主催して、チェコ好きの仲間たちに「旅と情報発信」をテーマにプレゼンをしたり、ゲスト講師を招いたりしました。チェコ好きな人たちや、旅好きな人たちとつながることができて、とても嬉しい。
「好き」をどんどん発信できるのがブログの良いところ。そして、情報発信をしていると意外なところから思いがけないつながりができたりして、それが次の活動に発展したり。
個人的な勉強会企画や、中銀カプセルタワーでの活動も、実現できたのはブログを書いていたのが大きいかも。
■というわけで、2020年とその先は?
高校で英語が嫌いだったのに衝動的にアメリカへ留学したり。そこでもアート学部にいきなり転部したり。卒業後、アメリカ西海岸でホームレスになりかけつつフォトグラファーになったり。よくわからないけど面白そうなインターネットやパソコン、デジタルの世界を追っかけてたらGoogle社やMicrosoft社の入館証をもらって仕事をするようになったりなど。
これって、そもそもやろうとしてやったわけではなく、結果的にこうなってたという感じ。目標やゴールを決めて、それに向けて計画的に進んできたわけではなく、なんかこう目の前のことに必死で取り組み続けていたら、なんかここまで来てしまった感じ。
僕の中で、大きなゴールはひとつだけ。
「死ぬまでつくり続ける」ってこと。
ずっとずっと、「つくる人」でいたいと思っています。
それは、アートやデザインに限らず、場をつくったり、流れをつくったり、自分の人生がちょっとだけ楽しくなるような体験をつくったり。
ずっと死ぬまでいろんなものを作り続けて、死ぬ直前に「あー、楽しかった」と思いながら最期を迎えたい。
2020年もどんどんいろいろなことにチャレンジしつつ、退屈しない人生をもっともっと楽しみたいと思います。
高校で英語が嫌いだったのに衝動的にアメリカへ留学したり。そこでもアート学部にいきなり転部したり。卒業後、アメリカ西海岸でホームレスになりかけつつフォトグラファーになったり。よくわからないけど面白そうなインターネットやパソコン、デジタルの世界を追っかけてたらGoogle社やMicrosoft社の入館証をもらって仕事をするようになったりなど。
これって、そもそもやろうとしてやったわけではなく、結果的にこうなってたという感じ。目標やゴールを決めて、それに向けて計画的に進んできたわけではなく、なんかこう目の前のことに必死で取り組み続けていたら、なんかここまで来てしまった感じ。
僕の中で、大きなゴールはひとつだけ。
「死ぬまでつくり続ける」ってこと。
ずっとずっと、「つくる人」でいたいと思っています。
それは、アートやデザインに限らず、場をつくったり、流れをつくったり、自分の人生がちょっとだけ楽しくなるような体験をつくったり。
ずっと死ぬまでいろんなものを作り続けて、死ぬ直前に「あー、楽しかった」と思いながら最期を迎えたい。
2020年もどんどんいろいろなことにチャレンジしつつ、退屈しない人生をもっともっと楽しみたいと思います。
by t0maki
| 2019-12-29 17:46
| 中銀カプセルタワービル
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