『ドクタースリープ』にシャイニングを期待してはいけない
2019年 12月 25日
前作のキューブリック監督による叙情的な美しい映像を期待していくと、見事に肩透かしに合うよね。最初から、ヴァンパイア映画で、テレパシーと断酒がテーマだと分かってれば、「あぁ、なるほどね」って作品になると思う。
『ドクター・スリープ』を観てきました。悪くはない。けど、今時の映画っぽい感じで。CGでなんでも見せすぎちゃうと、逆に安っぽくなっちゃうよね、と。そもそも、最近の若者向けのヴァンパイアムービーに馴染みがないので。
台詞回しも、微妙だったなー。最後の対決対面シーンで、悪役の女が「Well, well, well」とか言いながら出てくるの、「やめてくれー」って思った。
あと、ジャックニコルソンが演じた父役が、どう見てもジャックブラックに見えてしまうのもちょっと。どうせなら、ジャックブラック出せば…いえ、ウソです。
突っ込みどころはあるけど、最初からシャイニング関係なしにフラットな状態で見るなら良いと思います。それなりに。
事前にWikipediaの英語版で評価を見てから行ったんだけど、まさにあんな感じだったなー。
シャイニングが好きな人たちがつくった同人映画だと思えば、すごく面白い作品だけど。
by t0maki
| 2019-12-25 18:04
|
Comments(0)