【閲覧注意】痛みを克服する方法
2019年 06月 05日
読書だったり、スポーツであったり、語学や、アート、ブログなど。人生のそれぞれの時期に、何かしら熱中できるものがあり、それをひたすらやってた。
とりたてて賢いわけでもなく、体力もまぁそこそこ。いわゆる「凡人」なわけだが、その偏った集中力のお陰で、なにか人より違ったスキルを身につけて、少々変わった人生を歩むことができた。
集中力と、それに関連するもう1つのスキル。それは、「痛みを忘れること」。
集中していると、だんだん苦痛を感じなくなる。これは、最初は読書で見つけた技だと思う。何かに集中していると、苦しいことや辛いことを忘れられる。
次第に、痛みを感覚から切り離すことを意図的にできるようになった。
あ、この後、ちょっとグロい写真が出てくるので、そういう痛みに弱い方は見ない方が良いよ。
で、痛みをコントロールする方法。
痛みは、人間の体を正常に保つために必要なことだ。痛みがあることで、身体の不調を察することができる。だから、痛みは必要なものだ。
同時に、痛みはブレーキになる。なにかを達成しようとするときに、痛みのせいで続行できなくなったりもする。そういったときは、素直に身体の不調を感じ取り、適切な処置をすべきだ。痛みを無闇と打ち消すことは、体にとって良く無い。
でも、時には痛みを乗り越えて、前に進み続けたい時もある。そういった時に、痛みを克服する方法を身につけておくと、役に立つ。
痛みは、それにフォーカスするとどんどん痛みが増していく。面白いのは、身体に複数の痛みがある時に、もっとも意識するのはその中でも一番痛む部分だ。一番痛いところに意識を集中すると、二番目以降の痛いところは、痛みが薄れたり、意識しないようになる。
腹をナイフで刺された時に、膝を擦りむいててもそっちはあまり気にならない。逆に、ほかに痛むところがなにも無い時、指先を紙で切ってしまった時などは、そこがひどく痛む。
スポーツの最中は、多少の怪我はアドレナリンのお陰で痛みが薄れる。試合が終わり、落ち着いてくるととたんに痛くなる。身体が修復モードに入るからだ。痛みを感じる部位を修復しようとして、腫れたり、熱を持ったり、ばい菌を死滅させようと身体が反応する。
痛みをコントロールする方法とは?
痛みに意識を集中させると、とたんに痛みが増幅される。なので、痛みから意識をそらす。
簡単なことだが、意外と難しい。なぜなら、痛みは確実にそこに存在するから。痛いのに、痛くないと思えとは、乱暴な話だ。
これには、コツがある。
痛みを、意識から切り離すこと。痛みを認識しつつも、それをいったん意識の中心から引き離す。
痛みを、客観的に眺めるのだ。
そこに、痛みがある。それを認識しつつ、その痛みをまるで他人の痛みのように感じるということ。「痛い」と感じている自分のことを、客観的に観察する。イメージとしては、変な話だが、幽体離脱に近い。自分自身を、俯瞰で眺めているような感じ。魂がするりと身体を抜けていって、自分自身を観察している。
痛みを「他人事」にすることで、その痛みからワンクッションを置く感じ。
ちなみに、今現在、僕の足の裏は100kmウォークを完歩したため、皮が剥けて大変なことになっている。
こういう風に、痛みを客観視するために、文章を書いても良い。気がまぎれるから。
いや、それにしても痛いな。
じゃ、最後に足の裏の写真。グロいから、閲覧注意でね。
by t0maki
| 2019-06-05 10:33
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