画材について考えること

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昨日、このお絵描きの記事は既に書いたんだけど、「画材」についてもうちょっと書きたかったので、記事の続き。

今回使ったのは、ぺんてるさんの「水彩スティック」です。水に溶ける色鉛筆。以前、「製品レビュー」をテーマにした勉強会を開催した時に、ぺんてるさんにご提供いただきました。

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この色鉛筆は、文房具屋さんで買えます。なので、「画材」というと、ちょっと大げさかも。

でも、絵を描くのに、高級な画材を使わなければいけないわけでもなく。好きな道具で、好きな方法で、自由に描いた方が楽しいよな、と思うんです。

アメリカへ留学して、教養課程で必須のアートクラスを受講した時、教材として使う画材リストを見てびっくりしました。その道具のほとんどが、文房具屋さんで手に入るものだったから。むしろ、子供も使うような、安い文具が多かったです。油性ペンのシャーピーとか、クレヨラとか、ノリ、ハサミ、定規など。ありきたりの道具で、本気のアート作品をつくる、と。道具は関係ないんだなと思いました。

もちろん、美術館に展示されるような作品は、それならに高級なカンバスに高級な絵の具を使った方が、見栄えは良いし、保存や保管もしやすいと思います。ただ、絵を描くのを楽しみたいなら、どんな道具でも良いんだな、と。

っていうのを、その大学のクラスで学びました。たまたま受講したそのアートのクラスが面白くて、他にもいろんなアートのクラスを取ってたら、いつのまにかアート学部に転部してました。

そして、今でも「日曜アーティスト」として、週末の創作活動を楽しんでます。

「水彩スティック」でお絵描き、楽しいですよ。

   

by t0maki | 2019-05-27 10:04 | ライフスタイル>文具・アプリ | Comments(0)