画材について考えること
2019年 05月 27日
今回使ったのは、ぺんてるさんの「水彩スティック」です。水に溶ける色鉛筆。以前、「製品レビュー」をテーマにした勉強会を開催した時に、ぺんてるさんにご提供いただきました。
この色鉛筆は、文房具屋さんで買えます。なので、「画材」というと、ちょっと大げさかも。
でも、絵を描くのに、高級な画材を使わなければいけないわけでもなく。好きな道具で、好きな方法で、自由に描いた方が楽しいよな、と思うんです。
アメリカへ留学して、教養課程で必須のアートクラスを受講した時、教材として使う画材リストを見てびっくりしました。その道具のほとんどが、文房具屋さんで手に入るものだったから。むしろ、子供も使うような、安い文具が多かったです。油性ペンのシャーピーとか、クレヨラとか、ノリ、ハサミ、定規など。ありきたりの道具で、本気のアート作品をつくる、と。道具は関係ないんだなと思いました。
もちろん、美術館に展示されるような作品は、それならに高級なカンバスに高級な絵の具を使った方が、見栄えは良いし、保存や保管もしやすいと思います。ただ、絵を描くのを楽しみたいなら、どんな道具でも良いんだな、と。
っていうのを、その大学のクラスで学びました。たまたま受講したそのアートのクラスが面白くて、他にもいろんなアートのクラスを取ってたら、いつのまにかアート学部に転部してました。
そして、今でも「日曜アーティスト」として、週末の創作活動を楽しんでます。
「水彩スティック」でお絵描き、楽しいですよ。
by t0maki
| 2019-05-27 10:04
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