mixiのコミュニティとか
2019年 05月 23日
2007年に、誰かがmixiで僕のコミュニティをつくってくれたんですよ。
当時、ガラケー向けの待受け画像とかガンガンつくって、無料でバンバン配信していて、そのおかげで雑誌とかにそれなりに載ってたので。いわゆる、公認のファンコミュニティ的な。ただ、コミュニティができたは良いけど、全然メンバーがいなさすぎるので、なんか僕がいたたまれなくなって、知り合いに「入ってよー」ってお願いしたり。
かくして、立ち上げたのは僕ではないけど、なぜか僕の優しい知り合いが登録している、mixiのコミュニティができた、と。
制作中のデザインを投稿したりなど、少しはそこでも活動してみたけど。残念ながら自然消滅的に活動終了。やがて、管理人もいなくなって、と。
今、「そういえば、どうなっただろう?」って、そのmixiのコミュニティを探してみたら、見つかりました。まぁ、誰も投稿しないまま。管理人も不在のまま。ただ、そこにある、と。
こういうのを見ると、「僕が死んだ後にネット上のこの痕跡はどうなるんだろうなぁ」なんてのをリアルに想像しちゃいますよね。こんな風に、人知れず、誰にも見られることもなく、そのまま残っていくんだろうなぁ、とか。
僕は、ブロガー/日曜アーティストという肩書を持っているということもあり、わりとネット上に自分が書いた文章や、撮った写真、つくった作品などを残すことが多いです。デジタルは劣化せずに、データが存続する限りは、その痕跡は作られた当時の状態のままで残るんだろうな。やがて、サービスが終了したり、サーバが消滅したり、ファイルのアーカイブがデータの中に埋もれていき、森の中の小さな木片か、海の中の小石か、空から降る雨粒の一つか。そんな存在になるのかもしれない。
ガラケーの待受け画像をつくりながら、画面サイズの変遷をドキドキしながら眺めてた。やがて僕らが今作っているデータたちも、どんどん時代遅れのものになっていく。
見返されることも無く、ただ、存在するだけの過去のデータ。
それが、自分が生きてきた証。ってこおになるのかね。
by t0maki
| 2019-05-23 18:58
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