はじめてのフェリー旅、まだ旅は続く
2019年 04月 30日

自分のバイクでは無いけど、あまりにも「撮ってくれ」っていう構図だったので、思わずシャッターを切ってしまった。こんな風に、バイクとフェリーで旅するのも素敵だな、と。
こんな風に、まともにフェリーで旅をするのは初めてかもしれない。高校の修学旅行で、奴隷船のように1人分のスペースが肩幅もないようなところで移動したのはなんとなく覚えてるけど。寝る場所がないので、甲板行ったり、一晩中起きてた思い出。
父と、妹と、僕と3人。車と一緒に。北海道の苫小牧から新潟まで、旅をしています。
新冠にあるうちの墓に初めて訪れた。今まで、一度も来たことが無い。と考えると、今回の旅はまさにこのために来たんじゃ無いかとさえ思える。いろんな偶然が重なって、それは必然のように。平成最後の旅。
まだ、旅の途中ですけどね。まだ、フェリーの中。あと2時間ほどで、新潟港に着く予定。今しか書けないことを書いとこうか、と。
祖母が他界して、その納骨のために北海道にやってきた父が倒れて入院。ようやく退院するので、僕と妹が迎えにきた。GW直前で、思うようにチケットが取れず、結局唯一取ることができたのが、新幹線の最終で函館へ。駅前のホテルに一泊して、翌朝苫小牧へ。
「車が動かなかったら」とか、「車上荒らしがあったら」とか、心配だったので、多少何かあっても対処できるように早めに病院を訪れた。幸い、車はなんの問題もなかったので、ちょうど墓参りの時間ができた。
いろんな偶然が重なったおかげ。妹が「墓参り」と言わなければ、僕は父を連れて帰ることだけで精一杯で、新冠のお墓まで足を延ばすことはなかったと思う。お陰で、自分の知らないご先祖様のことを少し知ることができた。
まだ旅は続く。
by t0maki
| 2019-04-30 13:20
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