明日から北海道
2019年 04月 27日

僕は三歳の頃、北海道の札幌に住んでました。19歳になるまで、ずっと本籍地が北海道でした。父が北海道の出身なので。つい最近まで、祖母が北海道に住んでいました。ただ、一度もあった記憶は無いのですが。
実の祖母に会ったことないって、驚かれるかもしれないですが、実際に会ったこと無いんだから仕方ない。なんでだかは、僕もよくわからない。
初めてきちんと付き合った人は、北海道の女性でした。ロサンゼルスで恋に落ち、1週間ずっと一緒に過ごした後、彼女は日本に帰り、僕はロサンゼルスに残り、遠距離恋愛のままなんとなく消滅。
3年前かな。北海道旅行。クリエイティブワークショップで出会った3人で、北海道を回る旅。1人は当時札幌に住んでて、もう1人は名古屋で、僕は東京。
そもそものワークショップは、当時目黒にあったMakers’ Baseで開催され、tomatoの創設者であるジョン・ワーウィッカーさんと、同じくジョエル・バウマンさんと、tomatoワークショップの大先輩であり、リボネシアの吉川徹さんが講師の、今考えてもとてつもなく贅沢なワークショップ。まさに、人生が変わるような。とても濃厚で、忘れられない10日間。
その、嵐のようなワークショップを生き抜いた戦友と久しぶりに再会して、北海道を巡ったのは素晴らしい思い出。特に、僕は余市のウイスキー蒸留所に訪れることができたのが嬉しかった。
2012年4月22日に、僕は余市を訪れ、ブロガー仲間のみんなとウイスキーの樽詰めをした。たまたまその日が僕の誕生日だったこともあり、10年後に熟成されて届くそのウイスキーのことを考えてたら、転職を決意したという。
北海道の思い出をつらつらと。
自分にとって、特別な場所。
自分と父親の故郷。
昨年末、北海道の祖母が亡くなり、その法要にやってきた父が北海道で倒れた。そのことを知らされたのが、僕の誕生日の前日。
明日は、退院する父を迎えに行くため、妹と一緒に北海道に向かいます。
手配が直前だったため、飛行機では無理で、結局新幹線の最終で向かうことに。しかも、新函館北斗駅で一泊して、病院に着くのはその翌日。しかも、父は北海道までフェリーと車で行ってたので、その車を回収してから、フェリーに3人で乗って家路につくという。
父の健康状態がどんな感じなのかが分からないのが不安。帰ってこれるのか。
そもそも、なぜ父はわざわざ北海道で倒れたのか?祖母が連れて行こうとしてるんでは無いかとか想像すると、僕らまで一緒に連れてかれそうで。
とか。
なにやら、映画かドラマみたいな展開だが。もっとも、現実のドラマの方が、もっと奇怪だけどね。ありえないことが平気で起こる。作家の想像力など軽く超えて。
北海道か。
by t0maki
| 2019-04-27 20:27
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