父が倒れたのを18日後に知る

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もともと、互いにあまり干渉しあわない家族だった。
小さい頃、親父とまともにしゃべった記憶はあまりない。途中、単身赴任でいなかったし。

それでも、祖母が亡くなったという知らせを「喪中につき」のハガキが送られて来て初めて知るのって、「それはどうなの?」って思ったよ。一応、自分の祖母だよ。まぁ、生まれてから一度も会ったことは無いんだけど。たぶん。
昨年の12月に亡くなっていたらしい。

なんかショックなことが起こった時、人って案外冷静なのな。たぶん、その情報をプロセスするのに時間がかかるんだ。しみこむまで、時間がかかる。

亡くなった祖母の法要のために、親父が北海道に行って、そこで倒れたらしい。その後、手術もした。
倒れてから二週間以上経って、たまたま実家に電話をしたら、「あ、伝えてなかったけど……」って、さらっと知らされた。
そういうのって普通、倒れた時に知らせてくれるもんじゃない?

父のケータイの番号を教えてもらい、電話をかけてもつながらない。
焦って病院に電話をかけたら、「退院しました」とかわけわからないことを言ってくる。
結局、こっちが聞いていた病室の番号が違ってたらしく、再度確認したら伝言を残すところまではできた。
折り返しの連絡はまだ来ない。

手持無沙汰なので、ケータイを持ったまま、部屋のゴミと空き缶を捨てに行った。
お袋が送ってきた誕生日プレゼントの意味を込めた野菜を冷蔵庫に入れる。多分この荷物を送ってきたのは、折り返しの電話が欲しかったんだろうなと気づく。お袋なりの思いやりなのか。なんなのか。わからない。

まだ電話は来ない。

* * * 

追記:

電話がつながって、まぁ大丈夫そうだけど。本当に大丈夫なのかどうなのかは分からない。
そもそも、大丈夫じゃないから入院しているんだろうし。

退院する時は迎えに行かないと。もし入院が長くなりそうなら、退院の前に見舞いに行く。
いずれにしても、手術の経過が週明けに分かるらしいので、そこで。


by t0maki | 2019-04-21 15:13 | Comments(0)

書くこと、つくることが好き。旅をしながら写真を撮ったり、製品レビューをしたり、思いつきでいろんなところに飛び込んでみたりします。英語と走ることが得意。