3331 Art Fairのサテライト会場、佐藤直樹さんの作品

3331 Art Fairのサテライト会場、上野のNOHGA HOTELへ。目的はもちろん、佐藤直樹さんの作品。

最初に佐藤さんの作品を見たのは、東京電機大学の旧校舎が取り壊される前、退去済みの建物内でTrans Arts Tokyoっていうアートイベントが開催された時だったと思う。壁一面に描かれたその絵は、まだ未完成のまま。会期中にそこに来ては、描き足してるということだった。

その次の年は、地下の駐車場空間に描いてましたね。ギャラリーガイドツアーで、少し詳しい話を聞きました。その次は、もっと広い別の空間。その次の年は、一軒家のようなところ。いつも、佐藤さんの描いている痕跡だけを見ていて、決してご本人に会うことは無い。

「ついさっきまでいたんですよ」と言われたことはあったけど、いつもすれ違い。3331の三階でしばらく描いてらっしゃったようで。僕はいつもその廊下の一角にある作品と、床に散らばってる大量の木炭のカケラを眺めてた。

いつか機会があればお目にかかりたいなと思う。

その、描き続ける情熱がどこから来ているのか、伺ってみたい。