真空管のブラウン管テレビ、白黒の

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えらい骨董品の真空管を使ったテレビを分解というか、外装だけ外して中身をむき出しにして、インスタレーション作品の一部に使った時の写真。写真も自分で撮ってフイルムを自宅で現像したりして、多層的なミックスメディア作品です。で、それについて20年以上経ってからブログに書くことで、ワンモアレイヤー。

白黒のブラウン管テレビ。これに、アダプタを買ってきて直接配線を繋いで、スーパーファミコンをつなげてみたり。ぷよぷよをやってみたんだけど、色が見えないからとんでもなく難しかった思い出。

たくさんの人形の頭は、石膏で型をとって、陶芸粘土でひとつひとつ形を作って、素焼きしてます。マスメディアの前に佇む群衆、みたいな感じですかね。

日本がテレビに力を入れてた頃、アメリカはもう家電はパソコンにシフトしていて。4Kや8Kは確かに綺麗だけども、ユーザーが見たいのはYouTube画質で十分だったっていう。

すげー綺麗な映像は確かにすごいけど、そんなに綺麗じゃなくても安い方が良かったりするんですよね。もちろん、音も画質も綺麗にこだわる人もいる一方で。

今、この作品を再度作ったらどうなるんだろうね。スマホの光に照らされて、1人だけの顔が浮かび上がるのが正解なのかな。

by t0maki | 2019-02-12 02:18 | Comments(0)