ヒーローのスーパーパワーについて考えた

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#15分フリーライティング #今日のお題 ⇒ あなたが原案を考えたヒーローが、世界的に大人気になりました。そのヒーローのちょっと変わった特殊能力とは?15分でお書きください。 #15minfw021

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というわけで、こんなお題。僕のTwitterアカウント @kujimakoto に、毎日ランダムにこういうテーマが流れてくるので、それに対して15分間で自由に書く遊び。頭の中のものをそのまま文章にして書いていく、15分間のフリースタイルの書き方、15分フリーライティングです。

さてさて。

ヒーローのスーパーパワーについてですね。ウルトラマンならスペシウム光線とか、仮面ライダーならライダーキックとか。ミスターインクレディブルなら、パワーとスピードと防御力と、なぜか「伸びる」ってのもありますね。ワンピースもか。サイボーグ009なども、スーパーパワーの宝庫。

というわけで、新しいスーパーパワーを考えてみよう。

超能力的なもの。念力やテレパシー、瞬間移動やタイムトラベル、透視、マインドリーディングなど、いろいろあって出尽くした感があるよね。なにが良いかな。

特技レベルだと、スーパーパワーにはならないんだよな。他の誰にもできないようなものでないと。訓練で身につける系は、スーパーパワーになりにくい。例えば、お茶を美味しく淹れられるとか、ジェンガの達人とか、けん玉の達人とかは、特技にはなるけどスーパーパワーではない。

なかなか難しいよな。

ロボットスーツを自分で開発してスーパーヒーローになるってのもあるよね。アイアンマン。ジキルとハイドは、ヒーローではないけどトランスフォーメーションで力を得る系。カフカの虫になっちゃうのは、あれもヒーローじゃないけど、何かしら普通の人が変わってしまう、と。

普通の人が何らかのきっかけで、すごいパワーを手に入れるってのが、やっぱりストーリーとしては受け入れやすいんだろうな。異質な異星人やミュータントというよりは、感情移入がしやすい。

怪力とかスピードとか、カメレオンのような変態はありがちだけど、なにかちょっとヒネリを入れたりすれば良いのだよね。人差し指と親指だけが異様に強い、とかね。めちゃめちゃ潰すのが得意。プチプチ中毒のスーパーヒーロー。活躍できるかは不明。

身体を変えるという意味では、変装がうまい怪盗とかよくあるパターン。カモフラージュがめちゃめちゃうまいってのはどうだろう。単純なトリックなんだけど、マジシャンのようにデセプションで気をそらすのがものすごくうまい。いろんな心理的なトリックで気配を消す達人。

あ、あとはクラスにひとりはいる、個性のなさすぎる人。どこにでもいる人だから、どこにでも潜り込める。友達から「陰が薄い」って言われ続けてて、とうとう透明人間になる方法を手に入れた、みたいな。

あとなんだっけ。あ、スピードが。速さにヒネリを入れる。と、じゃあライフハックオタクが主人公ってのはどう?あらゆる場面で時短テクニックを使いまくるヒーロー。時短こそが命、みたいな感じで。その時短の環境を整えるために、本来の作業よりも時間がかかっても気にしないレベルの。時短の準備の方が時間かけてるくらいに、ライフハックを実践することに一生懸命。それ、手でやったら早いじゃん、ってところに壮大な装置を開発して持ち込むタイプ。僕は、好きだけどな、そういうの。

考えれば、いろいろ出てくるね。ベースになる特殊能力はあらかた出尽くしてるから新しいのを考えるのは難しいけど、それをちょっとヒネってアレンジを加えると面白くなるね。そこに、背景になるストーリーを加えれば。

ハルクも、下敷きはジキルとハイドだしね。特殊なスキルを考えて、そこにたどり着くトランスフォーメーションのシナリオを考えて、あとはどんな困難に立ち向かうかを考えたら、ヒーローものが出来上がる。ありがちなテンプレートにも、やっぱりヒネリを入れたいよね。単純な勧善懲悪だけでなく。

ヒーローもので育った世代だから、こういうの考えるのは楽しい。

そろそろ駅に着くのでここまて。

by t0maki | 2019-02-07 11:33 | Comments(0)