バトンの大会を観戦
2019年 01月 28日
上手い人は、とことん上手い。何が違うのかなー、って、動きを観察してた。
他のダンス競技と同じく、上手い人ってその人の周りだけ時間の経過が妙にゆっくりに見えるのな。同じ1秒の中に、ものすごくたくさんの動きやエモーションが詰まってる感じ。AからBへの動きの中に、普通の人なら一個の動きだけを入れるところを、上手い人は10個くらい表現を入れるの。体の全部で。
オレ、ダンスの才能は全くないんだけど、だから余計にダンスが上手い人はすげーなって尊敬する。
バトンを投げて受け取る。上手い人は、バトンの動きに沿って受け取る。落下している時に、一点で受け取るのではなく、ちょっと添わせる感じ。
で、その添わせているごく短い間に、取り損なっても動きを修正してしっかり掴む感じなのですよ。
手の動きとバトンの動きがクロスしてるとその接点は一点しかない。
XとYの違い見たく。動きがXみたく交差しちゃうと、掴むタイミングは一点しかない。それが、Yのように線が重なる部分があることで、その間に上手に掴むことができる、と。
なんか、説明が上手くないけど。なんとなく、そんなことを考えながら、上手い人の動きを見てた。
僕も、昔はスポーツやってたから、見てるとなんだかやってみたくなる。バトンって、面白そうだなー、と思いつつ。先天的に踊ることが苦手な僕には難しいだろうなと思いつつ。
そろそろ身体を動かしたいんだが、なんかないかな。
そういえば、利き酒マラソンで左親指の爪が三分の一くらい死んでたのが、昨夜ボロっと取れた。ってか、剥いだんだけど。下から、柔らかい爪が生えかけてた。その前の時は結構ごそっと爪が無くなったけど、今回はわりと大丈夫だったな、と。
そんなんも含めて、わりと運動は好き。
スポーツとか、それをプロとして仕事でやるのは大変だよね。まずそもそも、その競技にプロは存在するのか、とか。プロのバトントワラーって、どのくらいいるんだろう?それで、食べている人。
練習とかも大変だし、汗かくしマメできるし、ツライしキツイし、たまに怪我もするだろうし。でも、続けるのはなぜだろうね。どんなスポーツでも。
好きなんだよな。そのスポーツが。だから僕も、靭帯の手術を受けたり、爪が時々剥がれたりしても、喜んで走ってる。
金がどうこうとか損得の話じゃなく、人生の中でそんな風に打ち込めるものを持ってる人は、幸せなんだと思う。もちろん、好きで得意なことを職業にできればもっと幸せなんだろうけどね。
何が言いたいかっていうと、やりたいことをやり続けたいなら、それを職業にするのも1つの選択肢だけど、仕事を別に確保しておいて、自分のやりたいことは意地でも続けるでも良いんじゃないかなとは思う。
そんな日曜アーティストの自分。
by t0maki
| 2019-01-28 21:16
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