待画展の作品がたくさん出てきた

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2007年夏にご縁があって、富士フイルムさんに場所を提供いただく形で、原宿のデザインフェスタギャラリーで作品展を開きました。

日本に帰ってきてから9年目、初めてのきちんとした作品展ということで、当時たくさんつくっていた携帯電話の待受画像を片っ端から印刷して、パネルに貼り付け、カットしてひたすら展示していきました。その数、820点。貼るだけで2日間かかりました。

その作品が、部屋を片付けてたら出てきたので広げてみました。

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すげーたくさんある。オリジナルは480×640のVGAサイズ。それをA4サイズに25個ずつ並べて、印刷して、ウレタンボードに貼ってカッターで一個ずつ切るという地味な作業。で、会場に持っていって、一個ずつ壁に貼るのも結構大変。オープン展示で、貼る作業をしている過程も作品として見せる、みたいな感じに。ところどころにQRコードも貼り付けて、その場でダウンロードできるように工夫しました。

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小さな作品に、さらに小さなコマ割り。これは、富士フイルム製の16連写カメラで撮影した写真を待受画像に加工したもの。

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ロシア製のLOMO LC-Aで撮影した写真など。中国製になる前の、リアルにロシアで製造されたカメラをウィーン経由で日本に来たもの。

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イラストもあります。現代版日本の妖怪シリーズ。

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上は無印良品のデジカメで撮った写真。おもちゃみたいなカメラ。下は、ブリックっていう愛称のアメリカ製大衆フイルムカメラ。ばね仕掛けのシャッター音が「バイーーーン」って鳴るのが面白い。昔から、こういうトイカメラでばかり撮影してました。

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ロモの魚眼カメラ。fisheye2で撮った写真。このカメラも、すごく楽しい。渋谷のBunkamuraでエッシャー展をやった時、コラボ企画で写真のワークショップがあって、僕らの作品も会場に展示されたんですよ。そんな思い出のカメラ。

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イラストやら、看板のパロディやら。昆虫のデザインはオリジナルはGIFアニメーションで、ケータイの待ち受け画面で羽ばたいたり歩いたり飛んでったりします。

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ここらへんは、割と真面目にグラフィックデザインなど。自分のホームページのトップページを毎日違うデザインに更新し続けるっていう企画をやった時のやつ。二十何個かつくった。

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この作品が割とヒットして、このデザインで東急ハンズでタンブラーを販売したりなど。「そこに山があるから」を「スウィーツ」に置き換えて、ジオラマ模型の登山家たちがアイスやお菓子などに登るというもの。自宅で撮影した後に、食べられるという「おいしい」企画でした。

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ここらへんは、自作のピンホールカメラで撮った写真。ブリキ缶に穴を開けて、中に印画紙を直接いれて撮影する、と。キャンディの缶や、薬を入れるピルケースなどを1枚撮りのカメラにして、それを大量にカバンに入れて外で撮影する、と。晴天でも、シャッタースピードは数秒かかります。黒いテープで穴を塞いでおいて、被写体が決まったらテープを数秒剥がして撮影してました、また閉じる感じ。で、それを自宅に持ち帰って、バスルームを暗くして現像。楽しいよ。

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という作品が、全部で820点。印刷して壁に貼るので、かなり厳選してこの数。全ての待受画像作品を合わせると、最終的には1万種類以上を作りました。

いつのまにかガラケーは姿を消して、スマホに変わってからはさすがにもう待受画像はつくらなくなったけど、以前作った素材を流用してLINEスタンプは作ってみたよ。noteにアップしたりも、してみよう。

ハードディスクの中にあると気づかないけど、こうしてプリントして作品にしてみると、「こんなにあったんだなー」ってのがわかります。

でもまぁ、保管しておく場所もなくなったので、全部捨てました。データは残ってるから、つくろうと思えばまたつくれる。作品を残しておくことが大事なのではなくて、作り続けることが重要なのだと、自分に言い聞かせつつ。

なんか、スタジオとか借りたいよね。アトリエか。



by t0maki | 2019-01-09 00:30 | Comments(0)

書くこと、つくることが好き。旅をしながら写真を撮ったり、製品レビューをしたり、思いつきでいろんなところに飛び込んでみたりします。英語と走ることが得意。

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