またひとつアンバサダープログラムが終了するね
2018年 12月 17日
ディーライフ アンバサダープログラムが終了となり、最後にステッカーが送られてきた。もうすぐ存在しなくなるプログラムのステッカーをこのタイミングにもらってもあまり使いようがないが、それでも思い出の品としては嬉しい。
こういったマーケティング施策には、必ずいつか終わりが来る。予算の切れ目が縁の切れ目。費用対効果を検証して、目の前の数字を見て「これはペイしない」、あるいは「他の施策もやりたい」となると、ファンを集めたプログラムもあっさり終了する。今まで、60を超える「アンバサダー」のプログラムに参加してきた。そのうちの半分以上はすでに終了している。そもそも、最初から期間限定のものもある。
僕が参加しているアンバサダープログラムは、一昔前のタレントアンバサダーの施策とは異なる。もっと、一般のユーザーがアンバサダーになる、ファンを集めるための施策だ。
だからこそ、プログラムの終わり方が大事。せっかくファンを集めておいて、それを手放すのだから、集まったファンも「この先どうしたら良い?」ってことになる。きちんと、次の施策に繋げられるようにしなければ。SNSアカウントをフォローしてもらって、そこで続けるとか、別のCRMプラットフォームに移行するとか、担当者が個人的にコミュニケーションをとるとか、やり方はいくらでもある。
ステッカーを配るのも全然悪くない。少なくとも、何か痕跡は残る。今まで終了になったアンバサダープログラムの中には、メール一通であっけなく「終了のお知らせ」なんてのも多い。メーカーやブランドを信頼して集まってきた人たちにとっては、なんだか裏切られたような気分になるかもしれない。
あるいは、もう消費者はこういったプロモーションの変わり身の早さには慣れてしまっていて、あまり気にも留めないのかも。
クリスマスという、年に一番大きな戦略的プロモーションイベントが終わった。クリスマスが終わった瞬間から、クリスマスデコレーションは消え、街を流れる音楽もガラリと変わる。
ついこないだまで、うるさいくらいに脳内に流れ込んできていたクリスマスソングが一夜にして完全に消滅する。そして僕は、こんな年の瀬にうっかりクリスマスソングを口ずさんで、気まずい思いをする。
そろそろ、来年のデジタルマーケティングの施策を考えて、提案しなければ。
by t0maki
| 2018-12-17 17:45
| アンバサダー
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