デジタル文具「電子ペーパー」の画面をピクセル単位で計測してみた
2018年 12月 19日
以前、PFU社のScanSnap新製品発表会で、このデジタル文具を触らせてもらった時は、まだ法人向けということでしたが、今回新商品として一般向けにも販売するそうで。
発売当日に、銀座の伊東屋で開催された「ペーパーレスカンファレンス」というイベントに参加してきました。
富士通クライアントコンピューティング株式会社さんの主催です。
イベントのトークゲストになんと、文具ソムリエールの菅未里さんがいらっしゃってて、びっくり。というのも、ちょうど先週、全く同じ場所で、別の文具のイベントでお目にかかっていたので。ま、その話はまた別途書くとして。
この、「電子ペーパー」というデジタル文具、その名のとおり、デジタルの紙です。曲げたり折ったりはできないですけど、とにかく薄くて軽い。持った瞬間「え?これって本物?モックじゃないの?」って思います。それくらい軽い。
ここに、紙に換算すると約1.5トン分のメモやノートが入るらしい。すごい時代だよね。
で、帰りに1台(1枚?)いただいたわけですよ。
とりあえず、手元にあったPDFをいろいろ入れてみて、読んでみて、一通り試した後、「よし、自作のリフィルをつくろう!」と思って、まずは画面のサイズを調べつつ、フレーム部分と重なっている部分と、メニューが出てくる部分がどのくらいなのかを方眼紙みたいな画像をつくって、何度も試行錯誤しながら計測しました。
その結果、上と左が4ピクセル、右と下が5ピクセル分っぽいな、ってことで。画面を見る角度によっても違うのかもしれないけど、真上から見た感じではそんな感じの余白でした。
下から出るメニューバーが、55(60)ピクセル。で、上から出るのが74(78)ピクセルかな、と。肉眼で見た感じなので、多少ずれてるかもしれないけど、なんとなくこれを目安にしたらピッタリのテンプレートができそう、と。
以前、変形バイブルサイズの6穴ノート用に、Illustratorでつくったいろんな自作のリフィルがあるので、それをこの電子ペーパー用にカスタマイズしてみようかな、と思っています。小説のネタだし用や、絵コンテ、企画をまとめるためのフォーマットとか、いろいろ変わったテンプレートをいろいろつくっていた時期があるので。
と、この電子ペーパー用のコンテンツをつくっても面白いかな、とも。僕の旅だんごのサイトで公開しているPDFコンテンツなどをこちらにも持ってきてみようかな。
なんか、いろいろ遊べそうで楽しい。
今回、画面の計測用につくったPDFとか、これからつくるテンプレートとか、あとでどっかに公開しようかな。
とりあえず、いろいろつくって遊んでみます。
あ、ちなみに、PDFに手書きができるわけだけど、その手書きのデータは「注釈」として保存されるみたい。電子ペーパーにPDFを転送して、手書きで注釈を加えたものをパソコンにダウンロード。で、その手書きの注釈データをベクター形式で編集加工したいときは、注釈込みでEPS形式で書き出したら、イラレできちんと開くことができた。
というわけで、ちょっといじったら遊べる環境が整ったので、あとでいろいろコンテンツをつくります。
どこか、つくったものをシェアできるコミュニティみたいなのがあったら良いなーと思うんだけど、富士通さんはつくってくれないですかね。ユーザー同士がつながることができたら面白いのにね。
電子ペーパーの製品情報はこちらに。
by t0maki
| 2018-12-19 23:04
| ライフスタイル>文具・アプリ
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