新しいサインペンを袋から出す時の心地よさについて語ろうか

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ぺんてるサインペンの55周年記念イベントに参加した話の続き。文具ソムリエールの菅未里さんと、当日モデレーターを務めたブロガーのいしたにまさきさんの掛け合いがまるで漫才のように面白くてね。でもってその横で作詞家の阿久悠さんのご子息、深田太郎さんがクールに黙って話を聞いてるもんだからますます可笑しくて。楽しいトークイベントでした。

それぞれのサインペンの思い入れやこだわりについて話をしていく中で、菅さんが「袋から出したばかりのまっさらなサインペンの感じが好き」っておっしゃってて、いしたにさんはじめ会場からはあまり共感が得られなかった感じですが、僕、それすごいわかるなー、って。

先日、勉強会を主催したときに、文房具屋さんで大量のサインペンをバラでまとめ買いしたんですよ。店頭にある分を買い占める勢いで。店員さんに在庫を出してもらいつつ。で、そのとき、買ったばかりのペンは薄いビニール袋に入ってるわけです。

そのペンを勉強会の会場に持ち込んで、ワークショップの準備をするときに、袋のままペンを手に持って、手のひらでペンのお尻部分を「パシン」って叩くと、袋を突き破ってまっさらなペンが「ニョキッ」って出てくる。その瞬間が僕はとても好きなのですよ。わかります?

居酒屋で、薄いビニール袋に入ったタオル生地のおしぼりを「ポンッ」って出すのとちょっと似てるかな。あるいは、なにか注射器か医療機器を袋から取り出す時の、手付かずのまっさらで清潔な感じというか。

ワークショップの会場で、そんな風に次々とまっさらなサインペンを袋から出すのは、確かに気持ちが良かった。

菅さんが言ってたのと合ってるかは分からないけど、少なくともその、まっさらなおろしたてのサインペンの心地よさはしっかり理解できます。箱買いの新品さともまた違うんですよ。あの、薄いビニール袋から取り出すのが良いんですよ。ここで重要なのは、このビニール袋が店頭で吊り下げるタイプの、穴が空いてて端っこが粘着式になってて、剥がして開くタイプだと、ちょっとまた違うってこと。100均だと、この袋のタイプが多いですけどね。あくまでこれじゃなくて、薄いペラペラのビニール袋の方。

と、熱く語ってますけど、文章ではなんとも説明しづらいので、ぜひ文具屋さんでぺんてるのサインペンを購入して、買ったばかりのまっさらなサインペンを袋から「ポンッ」と出す感じを味わってみてください。

そんなわけで、今僕のオフィスにあるペン立てには、同じ色のサインペンばかりが10本くらい刺さってます。

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by t0maki | 2018-12-13 22:18 | ライフスタイル>文具・アプリ | Comments(0)