映画『タリナイ』を観て、マーシャル諸島に行ってみたくなりました

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マーシャル諸島。歴史の教科書で名前だけは知ってるけど、あまり馴染みのない地域。なんとなく、そこで僕らの国が戦争をしていたことだけは知ってる。けど、この地域で未だに日本語の歌が子守唄がわりに歌われてたり、言葉の中にエンマン(OKの意味)やデンキ(電灯)とか、日本語が混じってることなどは、全然知らなかった。

このドキュメンタリー映画は、幼い頃に戦争で父を亡くした74才の佐藤勉さんが、その父の最後の場所となったマーシャル諸島の離島を訪れる話。

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『タリナイ』という言葉の意味は、映画の最後で出てくる。

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渋谷のUPLINKで観てきました。

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監督の大川史織さん。耳につけているのは、「エンマン(OKを表す日本語由来のマーシャル語)」という名前のピアス。

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佐藤勉さん。映画撮影の思い出や、次回の旅の意気込みなどを語ってくれました。

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この日、トークセッションの司会進行をしていたアーヤさん。この映画のことを教えてくれました。

マーシャル諸島の自然の中に、戦時中の大砲が遺跡となって残ってる風景は、かなり衝撃的。南の島の子供達と一緒に、旧日本帝国軍が残した過去の遺物を巡る佐藤さん。何もない林の中で、地面を掘ると旧日本軍が敷設した電線が出て来るシーンとか、その光景があまりにものどかだったので、僕はすごく怖くなった。

映画の後、大川監督と佐藤さん、そして撮影で通訳を務めた末松さんが登壇して、トークセッション。佐藤さんは、また近々マーシャル諸島に訪れるとのこと。三年前の子供達は、少し成長してるでしょうね。

僕も、マーシャル諸島に行ってみたくなりました。



by t0maki | 2018-10-06 16:28 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)