絵コンテが描ける自作の手帳

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文具愛をこじらせると、自分でオリジナルのノートをつくりたくなるんだよね。ツバメノートに発注しようとしたけど、それなりに高かったので諦めて、完全手作りで手帳をつくってみた。5年前くらいかな。

分厚い牛革をカットしただけの表紙に、バインダーのパーツを接着。中のリフィル用紙も自分でデザインして。穴と紙の縦の長さはバイブルサイズなんだけど、横幅をちょっと広くしたはず。

結構、理想に近い手帳が仕上がりました。

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活版印刷用のフォントで、自分のニックネームをエングレービング。ロンドンの蚤の市で買った、実際に昔の印刷に使われてた金属製の活字をハンマーで革に打ち付けて刻印しました。

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当時、Adobe Flashを使ってガラケー向けに動きのある待受画像をよくつくってたので、そのアイデア出しのための絵コンテを書く用紙が欲しかった。なかなか欲しいのが見つからなかったから、どうせならつくってしまえ、と。電車の移動時間などに、この手帳で絵コンテをつくってましたよ。

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無印のタブを良い感じにカットして活用。角丸用のカッターとかも使いつつね。

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この、革の傷も含めて質感が気に入ってます。使い込むほどに、味が出てくる感じ。

普段は、ペンホルダー付きのゴムバンドでとめてます。ただ、最近はデジタル化が進んで、メモもスマホで取るようになって、あまり紙のノートは使わなくなりました。コピペとか編集が紙だとしづらい。逆に言うと、そこらへんをクリアできれば、紙でも良いんなけどなー。手書きの文字を認識するOCRの性能って、日本語はまだそんなに高くない。人力でデジタル化する面白いサービスがあったけど、潰れちゃったしね。

AI全盛の世の中なので、日本語の手書き文字認識も精度が上がってくだろうから、そのうち使えるようになりそうだけど。あと、手書きで漢字がわからない時にすぐに教えてくれるのとか欲しいよね。スマホで良いのか。ま、とりあえず。

自分だけのこだわりの手帳を作るの、楽しいですよ。

by t0maki | 2018-09-19 10:49 | ライフスタイル>文具・アプリ | Comments(0)