『カメラを止めるな!』の感想、ネタバレありで

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『カメラを止めるな!』をようやく観れたよ。さすが、口コミ人気で大幅拡大上映となるだけあって、とにかく面白い。

以下、多少ネタバレありなので、まだ映画を見てない人はまた今度読んでね。


* * *


良い意味で出だしのチープっぽさと、あえてのツッコミを受け入れつつの、全ては後半へ続く大きな伏線ってのがうまいよね。「上手につくってあるなぁ」という印象。劇中劇中劇、という構成ですね。現場も、カメラがたくさんあってさぞ大変だったでしょうね。

いや、ホント面白かった。多分、これをつくった人は映画好きなんだろうな、と。映画のあるあるを逆手にとって、それをうまく演出に利用するとか。設定と脚本が良いよなー。上質なお笑いを見てるような、作り込まれた面白さ。

「なにこのストーリーの不整合」とか、「お前、その棒読みなんとかしろ!」ってのが実は計算されたものだっていうのがわかると、なんとも心地よく。

「お客さんを楽しませる」っていう、映画本来の娯楽の要素をしっかり真ん中に置いた、エンタメ作品だから、つまらないワケがない。

見た人みんな大褒めしつつ、でもストーリーについては決して語らないのがよく分かったよ。

必ずしもすごく目新しいストーリーではないかもしれないけど、期待や予想してなかった分、本当にびっくりしたし面白かった。

この監督の本当の真価が問われるのは、たぶん次回作だろうね。そこで、ホントに面白い作品がつくれたらホンモノ。そうでなければ、たまたま今回マグレの一発屋で終わるかも。

映画好きとしては、これは楽しみ。

by t0maki | 2018-09-08 12:22 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)

書くこと、つくることが好き。旅をしながら写真を撮ったり、製品レビューをしたり、思いつきでいろんなところに飛び込んでみたりします。英語と走ることが得意。


by 前田とまき(TOMAKI)