友達限定で、お金のいらないフリマをやります
2018年 08月 22日

僕は、広告とマーケティングを仕事にしています。
昔は、肩書きがフォトグラファーだったり、ウェブデザイナーだったりもしましたが、最近はもっぱらデジタル広告などのプロジェクトマネージャー的なことをやっています。肩書きが、プロダクションマネージャーだったかな?ちょっと前は、コミュニケーションデザイナーとかだったけど。まぁ、そんな肩書きはともかく。
昔も今も、いろんな企業やブランドがモノやサービスを売るのを手伝うのがお仕事。それでお給料をもらっています。
で、そういう仕事ばかりをしていると、なんか最近ネットに散見するあからさまな広告がちょっと見ていてあまり良い気持ちがしないのですね。全部が嫌ってわけではなく、なんていうんだろう、いかにも胡散臭いというか、モノを売りつけたい一心な広告やマーケティングなど。そういうのが見え見えだと、なんだかつまらないというか、くだらないというか、あさましいなぁと思ってしまうわけです。利益の追求は、悪いことじゃない。でもね、友達でも、例えば人を見るとその財布を覗き込んできたりとか、口を開くと何かを売りつけようとする人は嫌だなぁって思うでしょ。そんな感じで接してくるようなあつかましい人。一方的に自分だけが得しようとする人とは、友達になりたくないよね。
「ネットビジネスの成功の秘訣を教えます」とか、「これで年収何千万も夢じゃない」とか、「絶対得するメソッド」「失敗しない情報商材」「こんなに痩せました」「運気が向上します」「これを飲めば健康に」「ハリウッドセレブの間で人気の」などなど……。
そんな広告、見てると切なくなってくる。消費者もバカじゃない。なんかよく分からないPRとか、自分に関係のない広告とか、ウゼーなーとか思ってるよ。
きちんとコミュニケーションをとって、正直に真摯な商売をしましょうよ、と。利益をきちんと還元しつつ、世の中に役立つような会社になりましょうってこと。ファンを増やして、みんなと繋がってく。お金のつながりだけじゃない。心が通うような、感動を与えられる広告や宣伝をつくりたいよね。
こないだ、アンバサダーマーケティングについてひたすら語り明かす飲み会を主催したんだけど、あれは面白かったな。広告とPRの違いが、まさにインフルエンサーとアンバサダーの違いに通じるわけですよ。金を動かしてでかい声出してこっちを向かせる広告も良いけど、ファンを増やしてみんなで広めていくアンバサダーも大事。
要はまぁ、周りの人を大切にしよう、と。当たり前のことなんだけど。客を食い物にしようとか、売りつけてやろうとかじゃなく。コンバージョンとかKPIとかROIの数値を追っかけるのも良いけど、本当にユーザーの心にそメッセージは届いているのか?と。セールやクーポンで一時的に売り上げアップをはかるんじゃなくて、きちんとお得意さんを大切にしてます?つながりを増やして、ファンを育ててます?みたいなところ。



何か不用品を持ってきてもらって物々交換をするか、あるいは誰か身近な人に何かしてあげることを約束する条件で品物を無料でお渡しするか。参加者の方はどちらかを選んでもらいます。あとは、遠方から参加したい方のために、宅急便でも参加できるオプションをつくりました。何かを送ってきてくれた人には、フリマイベント後にお返しの品物を贈るという方式。
最近月1ペースでやってる個人的な遊びの企画「大人もできるかな」の8月版ということで、今回も目一杯楽しみますよ。今回で、はやくも第五弾。次回のイベントも企画中。やりたいことはたくさんあるので、できるところからコツコツやっていきます。
全く金には縁のない企画だけど、そのうちなんかに繋がればよいな、と。あとは、単純に楽しいのでオッケーです。
by t0maki
| 2018-08-22 21:32
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