ダッシュと減速

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そうなんだよな、なんともめんどくさい身体のつくりをしてて。ダッシュは好きだけど、減速が苦手っていう。

別に取り立てて速いってわけじゃないんだけど、トップスピードから減速して止まるまでにえらく時間がかかる。下手すると、減速して止まるまでにダッシュしたのと同じくらいの距離がかかったり。

高三の最後の陸上競技大会で、捨て身で100のフィニッシュを切ったら、自己ベストが出なのは良いけどそのまま頭からコケて、歯がちょびっと欠けた。

運動だけでなく。

今でも何かを創ってる時とか、書いてる時とか、集中力が臨界点突破すると、暴走したまま止まれなくなったりもする。

徐々に減速して、次第にスピードを緩め、なるべく負担をかけないように静かにゆっくり止まる。

止まろうとして止まれなかったり、減速する余裕がない時は、あっさり薬に頼る。

孤独な幼少期を送った者にありがちな、ある種病的な集中力。ブレーキの効かないポンコツ車みたいにね。大したスピードも出てないのに止まれなくなるのはホント不便だ。

まるで20年間走りっぱなしのような。いや、高三のあの陸上競技大会のトップスピードのまま、身体はそこで倒れたけど、魂はずっとそのままの速度で走り続けてるとでもいうような。

ヤバイ、ダッシュのせいで脳が若干酸欠気味だ。日付も変わってるし。もう帰って寝よう。

眠れれば。

by t0maki | 2018-08-16 00:07 | Comments(0)