石原さとみさんになりきって「紙の博物館」で紙すき体験

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博物館が好きなので、割とあちこちよく行きます。「ぐるっとパス」を使って1日に10箇所の美術館と博物館をハシゴしたこともありますよ。

博物館が好きすぎて、大学で博物館学(Museology)のクラスを取った時は、サンフランシスコの有名な美術館や博物館にフィールドトリップで見学できて、バックヤードの保管室とか、絵画の修復をやってるとことか見られて、すごい幸せだった。

で、四年生のインターンシップも、ネバダ州の歴史博物館で働いてた。これも、素敵な体験。

で、今回訪れたのは、飛鳥山にある「紙の博物館」。何度か訪れてます。

前回訪れた時、ギャラリーショップで小川和紙の折り紙を買ったんだよね。小学生の頃、夏休みの自由研究で和紙について調べて、その時に小川和紙の工房に行ったことがある。一通り取材して、和紙の原料の説明を聞いた後に、「すみません、この楮を研究発表用にいただいて良いですか?」って聞いたら、工房の人が「あぁ、いいよ。どれでも持ってきな。じゃー、300円な」って言われて、親子で(たっか!)と心の中で思ったのは内緒なんだけどね。

まぁでも、見知らぬ子供にわざわざ時間をつくって案内してくれたんだし、ちょっとくらいのお礼は全然良いけどね。今考えたら、そんなに高くはないわな。

ちょうど、紙づくりのワークショップがあったので、参加してきました。
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透し模様。好きなデザインを選びます。

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手作りなんだなー。道具もいろいろ。

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牛乳パックから取り出したパルプを使います。

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これは、油圧ジャッキを利用したプレス機。どうやらこれも手作りっぽい。すごいな。

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郵便番号のスタンプね。

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好き葉っぱがデザインを選んで、紙の上に載せて、さらにその上から薄いパルプを貼ります。紙と紙の間に挟む感じ。

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会場で流れてたCM映像。東京メトロのコマーシャル撮影で、石原さとみさんがいらっしゃったようですよ。紙すき体験をしていったんですね。

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紙についての説明も。きちんと勉強。

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ぎゅっと水を絞り出す。

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出来上がりは、こんな感じ。紙という漢字が透かしで入ってるの、良い感じ。

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というわけで、ギャラリーショップで買ってしまった、この「紙すきくん」。これ、2,200円は安いよ。手作りだもの。

もう一個エピソードを語ると、学生時代にアートを学んでた頃に、実は「紙づくり(Paper Making)のクラスも取ってたのですね。その時に、木枠とかを自作して、今回の手法と同じように紙づくりをしてました。だから、この木枠を作るのが大変だってのは知ってるんですよ。材料揃えたり、木をカットして組み合わせたり、特殊な接着剤で貼り付けたり。

と、今回も1,000枚入りの小川和紙の折り紙を買って帰りました。

飛鳥山といえば、王子駅。王子製紙ゆかりの地なので、この博物館がある、と。
紙の博物館に行く時は、石原さとみさんになりきって、ぜひ紙すき体験をやってみてください。毎日やってるわけではないと思うので、事前に確認してみてね。先着順なので、開始時間より多少早めに行くと良いかも。僕は、早く行きすぎて一番目の前のめり。


by t0maki | 2018-07-24 23:46 | イベント・スポット | Comments(0)