ホント、よく分からない事件だった

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オウムの松本さんの死刑が執行されたって、テレビでやってたね。

地下鉄サリン事件、もちろん覚えてるよ。何がしたかったのかよくわからない、理不尽な無差別殺人で、どうにも腑に落ちない感じがした。

だって、なんで無差別に人を殺す必要があるの?それをして、なんになるの?

あの当時、オウムがサリンをつくってるのはほぼ周知の事実だった。週刊誌とかにも載ってたしね。そんな中で、公共の場でサリンを撒いたら、当然「オウムの仕業だ!」ってバレバレじゃん。逮捕されるじゃん。死刑にもなるじゃん。

なにがしたかったんだろうね。ホントに。

当時、僕が図書館で読んだ本にソ連の諜報機関「KGB」に関するものがあって、その中にLSDかなんかの実験をするために、地下鉄に勝手に撒いて実験したなんていう記述があって、サリン事件のことを聞いた時に真っ先にこのエピソードが頭に浮かんだ。これと同じことをやろうとして、実験のつもりでサリンを撒いて、そこでたくさんの人が被害にあったとしたらやりきれないよなぁ、と。

まぁ、勝手な僕の妄想だけど。

松本さんって人を初めて詳しく知ったのは、たしか雑誌『ムー』の特集記事。足を組んでジャンプしてる瞬間を高速シャッターで写真に撮って、「浮かんでる!」みたいに書かれてて、「けったいな人だなぁ」と思った。

死刑によって、真実は闇の中。無差別殺人とか、ホントに何も生み出さないから。どういう考えであんなことをしたのか全くわからないので、「なんかうっかり量を間違えて、実験のつもりが…」ってのが真相だったんじゃないかって、勝手に思ってみたり。でもやっぱりよく分からん。

被害者の方たちも、気の毒すぎる。


by t0maki | 2018-07-06 10:06 | Comments(0)