『Still Life展』デッサン会に今年も参加しました #END_ALS

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普段健康なときはそれが当たり前で、病気になってから健康のありがたみを実感する。人間って、何とも自分勝手な生き物だよなー、とか思いつつ。

病気はコワイ。それが、治療法が確立してない難病ならなおのこと。

「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」という、筋肉が弱っていく難病の認知と理解を広げるためのイベント、『Still Life展』のデッサン会に参加してきました。
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ALSと闘う人をモデルとして、みんなで絵を描くということアイデアは、自身もALSと闘っている一般社団法人END ALSの藤田正裕(ヒロ)さん。昨年に続き、僕は二回目のデッサン会への参加です。会場に行ったら、昨年僕が描いた絵も飾ってありました。

この日のモデルは、川口美玲さん。90分間、こんな風にしっかりがっつり絵を描いたのは久しぶり。しかも、モデルさんを目の前に描くのは、本当に去年のデッサン会以来。一応これでも大学ではアートを専攻してたので、延々と紙に向かって手を動かし続けるのはかなり好き。動くことのできないモデルさんを前にして、ひたすらデッサンに没頭し続けました。
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ずっと同じ姿勢で絵を描き続けると身体が疲れてくるので、ペンを置いて大きく伸びをする。こんなシンプルな所作さえ、ALSが進行するとできなくなる。これは本当にツライ病気だなと思いました。

今回僕が描いた作品も含め、今まで描かれた作品が展示されている『Still Life』展は、銀座のGOOD DESIGN Marunouchi
にて6月24日まで。

by t0maki | 2018-06-23 13:05 | アート | Comments(0)