機械翻訳で遊びながら電子書籍をつくってみるワークショップ
2018年 05月 28日
シリーズ化できれば良いなぁと思って。コンセプトとしては、昔、テレビでやってた子供向けの工作番組を、そのまま大人向けにした感じ。テクノロジーとクリエイティブを組み合わせつつ、なにか面白いことをやってみようよ、と。新しい技術を使いつつ、いろいろつくったり遊んだりしながら、みんなで学べたらよいな、と。
第一回は、電子書籍と機械翻訳がテーマ。ちょうど、3月につくった電子書籍というのが、日本の昔話『桃太郎』を100以上の言語に翻訳して、その様子を本にまとめた、っていうもの。翻訳を重ねるうちに、どんどん文章やストーリーが変わっていくのが面白くてね。すっかりこの機械翻訳にハマリました。Googleのスプレッドシートを使って、自動的にリレー形式で伝言ゲームのように翻訳を繰り返す仕組みをつくってみたり。
勉強会では、そこらへんのやり方とか、仕組みとかを全部公開。で、参加してくれたみんなで創作昔話をつくって、それをその場でズラズラと翻訳。で、後日僕がそれを本にまとめて、Kindleで発売、と。ここまでがワークショップ。たぶん、主催している僕が一番楽しんでたかもしれない。こういうの、大好き。
で、この「大人もできるかな」の第一回を開催したのが4月22日で、ちょうど僕の誕生日でした。なんとなく、前後の予定を鑑みて最適な日を選んだらこの日になった、と。
で、第二回目もついこの間、5月22日に開催して、音声・文字翻訳を使ってみんなで遊びました。ひとつの文書を会場にいるみんなで同時に音声入力で書くっていうのが、その日のハイライト。音声入力、僕はそれまでほとんど使ったことがなかったんですけど、スマホの音声入力とか、スマートスピーカーとか、パソコンで議事録を文字起こしする方法とか、すごく面白かった。
そして、第三回目も実はもう決まってて、今度は6月に「アンバサダー」をテーマに飲みながら語る予定。そちらも楽しみ。
そして今は、7月以降何をテーマにしようかな、と考え中。写真に関することや、旅についてとか、メイカーズ系のもろもろとか。興味あるネタはたくさんあるので、いろいろ企画をたてるのがすごく楽しい。
by t0maki
| 2018-05-28 23:17
| アート
|
Comments(0)