ソーシャル時代のマーケティングについて思うことなど

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ブログを書いてるので、たまにPR記事とか、広告記事も書いたりしてます。企業の中の人から直接話が聞けるのは楽しいですよ。開発にかける思いとか情熱とか、直接伺うことができたり。そういう生の声を聞くと、自然と応援したくなる。

逆に、単に記事の発注だけだったり、間に代理店が挟まってたり、あるいはやる気の無いマーケティング部の人が商品についてあまり知らないのにプレゼンしてるような時もあって、そういうのは正直がっかり。記事は書きますけど、その後はなにもつながらない。

難しいですよね。ブログを単なる広告媒体としてしか考えてないようなブログ施策は、参加しても全然楽しくないし、その後も応援する気になれない。露出だけを考えるなら、普通に広告媒体に出稿すれば良い。ブログの本当の価値は、そこじゃないと思うのです。

心の通ったコミュニケーションがとれるかどうか。製品に対する、本音の思いを伝えられるかどうか。本当に好きになってもらうにはどうしたら良いかを考えること。

ファンや仲間を増やす、というイメージ。味方を増やす、ということ。良いところもそうでないところも含めて、曝け出したら分かり合える。

良いブロガーイベントと、そうでないイベントの違いって、わかります?開発の担当者が直接思いを話してくれるってことの他に、もうひとつ。それは、主催者側の人が「良い記事を書いてください」とか、「ぜひ拡散してください」とか、決して言わないこと。良い製品で、良いイベントだったら、そんなこと言わなくても記事を書くし、拡散するし、その後もずっとファンでい続ける。

ユーザーと一緒に、みんなで盛り上げるってのが、ソーシャル時代のマーケティングのポイント。単なる広告とは分けて考えるべきなのに、そこんとこがごっちゃになってる企業やブランドが意外と多いんだよなぁ。

by t0maki | 2018-02-21 10:17 | Comments(0)