僕が留学をしたワケ

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僕が留学を決意したのは、高3の秋頃。一応高校は進学校だったけど、どちらかというと僕は陸上部で走るのと、図書館で本を読むために学校に通っていた。
そもそも、受験勉強があまり好きになれず、特に英語が嫌いだった。おじいちゃんの先生が教える、間延びしたカタカナ英語の発音を聞いていると、とても憂鬱な気分になった。

当然、英語の成績も良くなかったんだけど、言葉自体には興味があって、英語はしゃべれるようになりたいなーと思ってた。だから、衝動的に留学を決意した。

不思議なもんで、「死ぬ気で英語を勉強するぞ」と決意したら、苦手科目の英語の成績がどんどん上がっていったのは分かるんですけど、それに付随してなぜか他の教科も成績が上がったりして、最後に受けた国公立模試では、5教科総合で校内トップの成績でした。

で、高校卒業後、1年間新宿の学校で実践的な英語をしっかり身につけ、アメリカへ。
実は、その留学のために飛行機に乗ったのが、僕にとっての生まれて始めての海外への旅。つまり、日本から一歩も外に出たことがなく、外国人ともろくに話したこともないのに、なんとなく思いつきと思い切りで、留学してしまった、と。

大学での四年間は、本当に楽しかった。限界ギリギリまで、いろんなことを学び続けましたよ。特に、アートが面白くて、最初はまじめに人類学部みたいなところにいたんですけど、あまりにもたくさんのアートのクラスを受講し続けたので、途中からアート学部に転部することに。陶芸彫刻科に籍をおきつつ、油絵や写真、版画、彫刻など、あちこちのクラスで授業を受けてました。

結局、卒業後はたまたま写真のスキルが仕事に結びつき、そこからWeb制作の道に進む、と。

途中、ホームレスになりかけてヤバイこともあったけど、面白そうなところに飛び込んでいく性格は昔から変わらず、今でもいつも楽しそうなところを見つけると寄っていってしまうという。

今考えると、語学も、運動も、その他もろもろの勉強も、全部「面白そうなところにいつでも飛び込んでいくため」のトレーニングな気がします。本気で遊ぶために、ストイックに自分を磨き続けるのが、理想。

次に飛び込みたいところ、実はもう決めてます。成功するしないはとりあえず置いといて、失敗も楽しみつつ、悔いのない人生を送りたいと思っています。

by t0maki | 2018-02-13 22:57 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)