「義理」は英語でなんて言うの? #EdgeRankBloggers
2018年 02月 06日

義理って、日本特有の考え方なのかもね。
英語でなんて言うかなー、って考えたけど、すぐには「これだ!」って言葉が思い浮かばない。
“duty”だと、義理っていうより「義務」って感じ。義理はある程度自発的に行動するものだけど、義務って外から(権力の力などによって)押し付けられるものって、イメージだから。
渡世の義理とか、“honor”なのかなぁ。敬意とか、名誉とか。いや、義理を守ることで得られるのがhonorか。なにかこう、理不尽だけども守らなければならない掟のことを単純に“code”って呼んだりもするね。義理ともちょっと違う。
そういった意味だと、“courtesy”に近いのかな、と思いつつ。この場合は「ご好意」とか、ある意味「施し」的な意味合いもあったりして。これから別れる男性にお情けのセックスをしてあげるとか“courtesy fuck”って呼ぶの、これって実は義理チョコのニュアンスに近いのかもね。さらに言うと、「なんか可哀想だから」的な感情の裏側に、実はちらっと本音を隠していたりもして、そういった心の微妙な揺らぎみたいなのも含めて。
実は好きな人に、「義理だよ」ってチョコをあげたりね。とか。
なきゃないでまぁ気にはならないけど、もらえたらやっぱり嬉しいのが義理チョコ。ホワイトデーのお返しも含めて、日本の文化ですよね。
義理で繋がるギリギリの関係。なんかよくわかんないけど。
ホントはやりたくないし、やらなくてもよいんだけど、なんとなく慣習的にやっといたほうが無難だからやっとく。それでよい風に世の中が回るのであればそれもそれでよいし、めんどくさいなと思ってやらないってのもそれはそれ。
曖昧なものをふわりと包み込む、日本らしさ。ですかね。
* * *
僕が読んでるメルマガ「Edge Rank」の2月のテーマが「義理」ということで、この言葉の英訳を探しつつ、やっぱり結局日本ならではの文化なのかな、とか。
ちなみにアメリカのバレンタインデーは、日本でいうところのクリスマスイブみたいな雰囲気で、恋人同士がプレゼントを交換したり、一緒に過ごす日ってことになってます。レストランの予約が一番とりづらいのがこの日。逆に、アメリカのクリスマスは、日本でいうところの正月に近いので、レストランなんかはことごとくお休みだったりします。
by t0maki
| 2018-02-06 12:54
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