骨太な「作品」としての文章を書いてみたいわけですよ

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去年の夏は、2ヶ月間かけて英語で小説を書く「クリエイティブ ライティング」のクラスを受講してた。テンプル大学の、社会人向け講座で、リアルに本を書いているオーストラリア出身の作家さんが教えてくれる授業。これがね、すっごく面白かった。英語で読み書きするハードルの高さはありつつ、情景描写とか世界観のつくり方とか、イメージを文章化するスキルとか、いろんなことが勉強になった。先生がピックアップした文章のサンプルに触れるだけでも、なんとも上等なワインを味わっているような感じで、文章表現って奥が深くて面白いよなぁ、と思いました。

しっかりじっくり文章と向き合うって、大事だなぁ、と。

僕は割と、書くときはいつも「フリーライティング」スタイルなので、頭に浮かんだ言葉をそのまんまありのまま文章化してる感じで、味わいや深みがない。まぁ、分かってはいるけど、隙間時間にガシガシ書くのを最優先にしているから、それはそれで自分のスタイルには合っている。でもね、やっぱりこう、文章の糸をていねいにていねいに紡ぎながら、大作を書いてみたいってのは心の奥底にあるんですよ。もうちょっとね、濃密で重厚な文章を。

小説書こうとしても、だいたいいつもバラバラなカケラだけで、超短編小説っぽいものは書いたりもするけど、それ以上にはならない。カケラを寄せ集めて書籍化したこともあるけど、ただそれだけ。

次の目標としては、ある程度ボリュームのあるものを「作品」として書いてみたいと思う。自伝なのかな。小説なのかな。あるいはドキュメンタリー?軽いエッセイ集よりは、もうちょっと重みのあるものを書いてみたいけど。最終的なアウトプットの形式も含めて、企画としてちょっと考えてみる。


by t0maki | 2017-12-19 20:34 | アート>もの書き | Comments(0)