そしてまた、映画『ターミナル』を観た
2017年 11月 13日

視聴履歴の中から途中まで観てそのままになってるやつとか、関連映画をたどりながら「これ、良さそうかな?」っていう映画を何本か次々に再生してみたけど「なんか違う。今日の気分ではない」ってことで、結局最終的に今までにも何度も観た『ターミナル』をまた観ることに。
良い映画だよね。スピルバーグっぽい。やっぱり、どんなジャンルの映画でも、「人間を描く」ってのが大事なのだと。その上で、ストーリーとか世界観がのっかってくる。あくまで、登場人物をいかに描くか。さすが、スピルバーグ映画だと思う。
ただ、唯一ちょっと残念なのは終わりの方。こっからちょっとネタバレ。
噴水を見たときの反応はすごくリアルで良かった。そりゃ、あの流れだと気味悪くて引くよね。で、その後の「ジャズ」の説明の流れでようやく理解して、その後のシーンも最高。そこが、映画のピークだと思う。そこから先のトーンダウン感がハンパない。伏線回収とかつじつま合わせとか、一気に詰まらなくなる。もちろん、あの結末を入れなかったらずっとモヤモヤするのはわかるけど、終盤の興ざめ感がハンパない。今まで積み上げてきたものが崩れてく感じで。
ストーリーとしてはあれ以外難しいのかもしれないけど、だったら途中でバッサリ切っても良いような気がした。
それでも、最高に素晴らしい映画には違いないけどね。トム ハンクスとキャサリン ゼタ=ジョーンズと、他の脇役の役者さんも素晴らしい。飛行場のセットを作っちゃうのもすごいよね。
良い映画は何度観ても良い。
by t0maki
| 2017-11-13 09:54
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