ブレードランナーの新作が見られるとは、長生きはするもんだ、とか思った

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ブレードランナーの新作見たところ。あー、長生きはするもんだなぁ、とか思った。続編見られて幸せだ。
時々、頭ん中で『マイノリティ・リポート』とごっちゃになりそうで「あぶない、あぶない」みたいなことになったけど、全編通してリドリー・スコット(前回監督、今回製作総指揮)っぽさ全開な感じで。街の雰囲気とか前作の世界観を継承しつつさらに洗練されて進化した感じ。音とか、映像とか、ヤバイねこれ。どうやって撮影したんだろう、とか。これ見ちゃうと、『ゴースト イン ザ シェル』の街の描き方が安っぽいってのが分かっちゃう。
前作、もう何回見ただろう。少なくとも5回は観てるはず。ロサンゼルスに住んでた頃に、最後の戦いのシーンで使われたアパートとか見に行ったよ。内装があのシーンそのままで、感動した思い出。
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ただやっぱり、前作を期待しちゃうと、なんか不完全燃焼感のあるストーリーな気がする。登場人物が限られてるからかなぁ。前作を盛り込むのは良いけど、なんか取って付けた感じとか。淡々と進んでくのが良いのかもしれないけど、ストーリーが淡白過ぎるのも感情移入し辛いよ。「あ、やっぱそうなっちゃうんだ」的な展開は見ていてちょっとツライ。
先入観のない、まっさらで純真な心で、多少前作のおさらいもしてから観ると良いと思います。明らかに、これは劇場で見た方が良い映画ですね。

by t0maki | 2017-11-06 23:55 | ライフスタイル>映画・書籍 | Comments(0)