【PR】と【AD】の違いをまずきちんと理解しよう

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PRの本当の意味がなかなか浸透しないのは、日本語では「PR」がなんだか「アピール」と同義語みたいな感じになっちゃってて、「自己PR」なんて言葉もあるように、どうも本来の言葉の意味が分かってもらえてないからじゃないかな、と。

広告は、ADなわけですよ。Advertising(アドバタイジング)のアド。だから、僕は自分のブログで広告的な記事を書くときは、記事の冒頭に【AD】をつけてる。(もっとも、このルール決めは記事広告を発注する側が指定することもあるので、もしも「【PR】って記述をつけて」って言われればそのように書きます)

広告(AD)は、お金を出せば掲載される。テレビコマーシャルとか、新聞の広告欄とか、雑誌の記事広告とか、ネットの広告欄とか、広告枠を使って告知・宣伝をするわけですよ。

広報PRはちょっと違う。ニュースになりそうなことや、取材してもらいたいことなど、いろんな企画をつくって、時にはプレスリリース(これも略してPRだからややこしい)を出しつつ、メディアに取り上げてもらおうと努力するってこと。

情報番組とかで、「この夏のイベント」とか、「今話題のスウィーツ」「注目の新製品」とかの情報をテレビで紹介してたとしたら、それは「PR」の力なわけですね。面白い製品プロモーションがテレビで取り上げられたり、ネットで話題になってたりすると、「あの会社の広報PR担当の人、頑張ってるなぁ」、と思うわけですよ。

一方で、AD広告の方は、いわゆるCMや広告欄を使って、限られた予算の中でいかに成果をあげるか、ということに注力するわけです。メディアから取材を受けるのではなく、メディアにお金を払って広告枠にCMや広告を出すわけです。

ってことを頭に入れて、さて、自分のブログに広告記事を書くときに、【PR】と入れるか【AD】と入れるか問題。よくテレビで、「この番組の提供は」っていう感じで、番組制作にお金を出してくれたスポンサー企業の名前を出すでしょ。あれは、広告だから、【AD】なわけです。だから僕も、広告記事を書くときは【AD】って入れる。

一方で、たとえば日曜朝のブランチの時間にやってるような情報番組が、この夏オススメのスポットなんてのを紹介するとき、わざわざ【PR】なんてテロップは出さない。取材するにあたって、企業側にいろいろ協力してもらって、プレスキットとかサンプルとかもらってたとしても、それは広報(PR)であって、広告(AD)とは明確に異なるもの。

なんとなく、分かります?

だから僕も、メーカーさんのイベントに参加したり、新商品発表会とかプレス向けイベントに参加しても、金銭の授受がなければ、わざわざブログ記事のタイトルに【PR】って書かないことが多い。本文の方に、必要に応じて「ご招待いただきましたー」的な関係性の明示は書くけど。

結局のところ、僕が言いたいのは、ADとPRは違うものだし、お金をもらって広告記事を書くのであれば、それがネイティブ広告だろうが、モニター記事だろうが、イベント参加だろうか、それは全部【AD】じゃねぇの?と思うわけです。タイトルに、【AD】って入れておくのは正しいと思う。

ついでに言うと、僕は広告記事できちんと報酬をもらった時の方がきちんとしっかり気合いを入れて書くよ。きちんと、報酬を前提にした予算を使って、記事を書くためにお金もかける。むしろ、広告記事の方を期待して読んで欲しいと思ってます。

そんな広告記事の一例。
http://tomaki.exblog.jp/26492662/
缶コーヒーとの相性が良い食べ物を探して、いろんな食べものを買って、実際にコーヒーと一緒に食べてみたっていう記事。

こんだけADとPRの違いを力説しておいて、リンク先の記事タイトルが【PR】になってるのは、記事を依頼されたときにそのように指定されたから。大丈夫、そこらへんすごくフレキシブルですから、僕。



by t0maki | 2017-06-09 00:00 | 乱文・雑文 | Comments(0)

書くこと、つくることが好き。旅をしながら写真を撮ったり、製品レビューをしたり、思いつきでいろんなところに飛び込んでみたりします。英語と走ることが得意。