『セッション(Whiplash)』を観てたら恩師を思い出したよ

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渡米留学した当初僕は、人類学(Anthropology)のヒューマン エコロジー学科に所属してたんですよ。でも、「それってどんな学問なの?」って聞かれてもうまく答えられない。なぜなら、その専門領域のクラスを受講する前に、アート学部に転部してしまったから。

スッゲーおもしろいアートのクラスを受講してね。それがきっかけでどんどんアートのクラスを受講してたら、転部しないと卒業できないくらいくらいにまでどっぷりとアートに浸かってた。

その転部のきっかけになったアートのクラスの教授が、まさに映画『セッション』に登場する先生にそっくりな感じなのですよ。見た目ではなく、雰囲気や教え方がね。まぁ、あんなに怖くはなかったけど、でもまぁ十分厳しかったな。というようなことを、映画を観ながら思い出してました。

良い先生に出会うと、クラスとか関係なしに自分から研鑽を積むよう努力するようになって、その後の人生も変わってくる。ちょうど2年前のクリエイティブワークショップもそんな感じだったな。tomatoのジョン・ワーウィッカー先生も、まさにこの映画に出てくる先生みたいな雰囲気(もっと穏やかだけど、クリエイティビティに対する感性と情熱はすごく似ている)。

たくさん恩師がいるってのは、幸せなことだ。いつか僕も、今まで教わってきたことを、今度は誰かに教えられるようになりたいと思う。
by t0maki | 2017-03-04 02:24 | アート>写真 | Comments(0)