17世紀から続くチェコの鉄工所を通り過ぎた

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プンクヴァ鍾乳洞(Punkevní jeskyně / Punkva caves)へ向かう道すがら、マイクロバスの車窓から突然巨大な廃墟のような建物が見えて、それがかなり印象に残ってたので帰ってから調べてみた。

チェコ政府観光局からご招待いただき、2016年12月にチェコ共和国を旅してきました。

Googleの地図で鍾乳洞へのルートを確認し、「ここらへんかな?」っていうあたりをストリートビューで見ていったところ、どうやらそこは鉄工所だということが分かった。17世紀ごろから続く、歴史のある工房らしい。巨大な施設内を写した写真がとても美しい。

鋳型を使った鉄の鋳造を得意としているらしい。現在、どの程度工場として稼働しているのか分からないけど、ウェブサイトを見た感じではまだビジネスをやっているようだった。通り過ぎた時は、完全に廃坑か何かの閉鎖された施設かと思ったが、どうやら違うようだ。

ストリートビューの日付は今から4年くらい前のもので、車も停まってるし、建物もまだ綺麗だった。この4年で何があったのか、チェコ語をGoogle翻訳で日本語や英語に訳して読み解こうとしたが、核心をついた情報は見つからなかった。

インターネットによって、ある程度の情報は地図やサイトで探せるようになった。ただし、やっぱり直接行ってみないと分からない事がある。その場の雰囲気。自分の目で見たものは、そのまま記憶に残る。

それにしてもしかし、一瞬だったけど強烈な印象の場所だったな。多分あれは、奇怪遺産的な。


Ernst Leopold
http://ernstleopold.cz/en/

by t0maki | 2017-01-02 03:46 | ライフスタイル>旅 | Comments(0)