つくりたいものをつくりたいときにつくれる幸せ
2017年 01月 17日

「アーティスト」を目指してギラギラしている若い人たちを見ていると、「あー、オレもあんな頃があったなぁ」なんて、目を細めて遠くを見ながらちらっと微笑んだりするんだけど、今のボクはもっと穏やかな気持ちで、つくりたいものをつくりたいときにつくりたいようにつくっていられるのがただただ幸せ。
名を残したいとか、成功したいとか、モテたい売れたいがっぽり儲けたいなんていう気持ちは、(まぁゼロではないにせよ)ほとんど無い。むしろ、成功することでつくりたいものがつくれずに面倒なことになるよりは、失敗作を量産しながら新しいことにどんどんチャレンジできる今の方が、つくり手としては楽しいしやりがいがある。
「つくりたいからつくる」っていうね。なんなら「つくる気はなかったんだけどできちゃった」くらいな感じの。つくることが目的やゴールではなく、むしろ呼吸をするようにつくり続ける、と。
でっかいアトリエで高価な画材やごっつい機材に囲まれて一日中どっぷり創作活動に明け暮れる生活ってのはやっぱりうらやましいなとは思うけど、僕は僕なりにこうして平日は会社員としてがっつり働きながら、週末に100円ショップで買ってきた工作キットなんかを使って娘と一緒になんかつくってるのは割と好きだし、それを幸せだと感じる。人それぞれで良いと思うんですよ。だから僕は、「日曜アーティスト」。
100円ショップで羊毛フェルトの工作キットを買ってきて、娘とインコをつくったよ。

by t0maki
| 2017-01-17 21:20
| アート
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