そろそろチェコの旅について語ろうか
2016年 12月 23日
ソファでうたた寝をしていたらしい。気づいたら日付が変わってた。三連休の初日。
湯船に浸かるのは何日ぶりだろう?風呂から上がって鏡を覗いたら、ヒゲ面のむさ苦しいオヤジが写ってた。ヒゲを剃る、明け方2時半。
旅行中に溜まってた個人的なタスクがようやくあらかた片付いた。まだ記事を何本か書かなければならないが、書く内容は頭の中でできているので、あとは手を動かすだけ。
ようやく、チェコの旅について書けそうだ。
ここ何日か、ずっと時差ボケのような、心の一部をチェコに置いてきたような、そんな虚ろな感覚でした。帰国してからもずっと、街なかにある「チェコ」を探していた感じ。滞在期間は7日間の旅程だったけど、その旅行の前と後とでは、自分の人生観が変わってしまうような、そんな強烈な印象の旅でした。
チェコ行きが決まったのは、出発3週間前の11月15日。チェコ政府観光局と、リンクトラベラーズによる共同企画で、ブロガー向けのプラスツアーに参加できることになりました。その時点では、僕のチェコに関する知識はWikipediaに載ってる基礎知識くらいしかなく、正確な国の位置も「ヨーロッパの、こっちがわのー、あの辺」ってくらいしか把握していませんでした。もちろん、チェコ人の知り合いもなく、かろうじて「プラハの街って歴史があってなんか綺麗なんだよねー」っていうくらいの印象。
たった7日間の滞在で、ここまで変わるものかね。なんだかもう、毎日毎日感動で息を飲むような瞬間が誇張なしに100回くらいあって、「この時間がずっと続けば良いのに」って、ずっと思ってましたよ。あの、僕の旅史上最悪のアクシデントに見舞われた時も、「参ったなー」と思いつつも、その体験を楽しんでいたり。いや、ホントは楽しんでてはいけないんだけど。その話はおいおい。
語りたいことが多すぎて、何から書けば良いかな。タワーから見下ろす夜景?早朝の雪が舞う教会前のクリスマスツリー?とろけるポークリブとダンプリングスープとか、ジンジャーブレッド、マリオネット、アイススケート、オペラ……。
今回の旅が、今までのブロガーとしての旅と一番大きく違うのは、同行者やガイドさんがたくさんいたこと。8名のブロガーと、チェコ政府観光局の方や、現地の様々なスポットでのガイドさんなど。今まで僕は、カナダやニュージーランドへ行かせてもらってましたが、いつも1人でしたから。こんなにたくさんの仲間たちと一緒に旅ができるのが、なんだか修学旅行のようでうれしくて。皆さんが写真を撮ってる様子とか、リアルタイムでFacebookやInstagramにアップしてる内容とか「へー、この写真良いな」とか、「こんな視点もあるんだなー」という感じで面白かったし、勉強にもなった。
その日、ホテルをブッキングする際の手違いで、「予約がない!」ってことになり、急遽そのホテルとは運営は同じだけど建物は別の向かいのアパートメントにあるペントハウスにみんなで泊まることに。ビール工場見学でお土産にもらった「ピルスナーウルケル」の特別な無濾過ビールをみんなで飲みつつ、なぜか途中でゲストが来たりもして、すごく楽しい夜だったことを覚えています。
9日間、機中泊2回、ホテル泊が6回で、毎日違う部屋にチェックイン。五つ星ホテルとか、世界遺産の中にあるホテルとか、びっくりするような日本では考えられないようなすごいところに泊まったりもしたけど、僕はあのアクシデントで偶然泊まれたあの部屋が一番好きかな。
もうすぐ午前3時半。チェコは夜の19時半だね。そろそろ寝ないと。いい加減、この時差ボケをなんとかしないと?
by t0maki
| 2016-12-23 03:32
| ライフスタイル>旅
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