コンソール風のFlash待受け画像
2016年 11月 02日

一時期、待受画像をひたすら作り続けて、待受サイトを50以上つくり、150誌以上の雑誌に掲載されたことがある。つくった作品は一万種類以上。いろんなサイズやスペックの待受を作ったけど、中でもFlash待受は表現の幅が広がって面白い。携帯電話端末の時計や日付情報の他、バッテリー残量や電波の状態も取得できる。機種によっては歩数情報も取れるから、それをFlash待受側で取得して、表示できる。
冒頭の画像は、当時ぼくがつくった作品のキャプチャなのだけど、一番左側のカセットデッキのデザインは、音量のアイコンが電波表示になってる。数字のとこは時計。こんなのが、結構簡単なスクリプトでつくれる。
真ん中のは、自動車の運転席をイメージした作品。上のゲージが電池と電波。下のメーターが左右で1つの時計、と。
右側の音響コーソールみたいなデザインのも同様。電池、電波、時計、日付が全部入ってて、なおかつ下のツマミのとこが曜日を表示するようになってる。
携帯の待受はサイズや容量などいろいろな制限があって、その中でいかにつくるかってのが楽しかったりするんですよね。Flashの場合、ベクター図形がそのまま使えるのも特徴。ここらへんのデザインもまずはイラレでつくってからFlashに取り込んで、そこで重ねたり、着色したり、グラデを付けたり。
こういうのをつくってると、盆栽や根付みたいな、日本の伝統芸術に脈々と受け継がれる文化みたいのを感じる、……って言ったら、大げさっすかね?
by t0maki
| 2016-11-02 08:56
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