デジタル時代の体験と記憶のアーカイブ化と共有
2017年 01月 20日

体験して、それによって感じたことを記憶し、記録に残すということ。
テクノロジーの進歩によって、そのプロセスがすごく効率的になり、誰もが簡単にできるようになった。例えば写真ひとつとっても、デジタルカメラの普及でフィルムが不要になり、撮影のコストが下がったことで誰もが気軽に旅先の風景や食事、観光などの写真を撮影することができる。しかも撮った写真をインターネットを介して公開したり、共有したりも可能。同様にテキストも、音声も、映像も。
体験をデータ化して記録していくということ。そして累積したデータはアーカイブ化され、複製や編集、検索にも対応する。劣化のないデジタルデータは、人間の記憶があやふやになっても、そのまま残る。そのデータを作成した本人がいなくなっても、削除されない限りは残り続ける。
記録として残すもの。記憶を補完するもの。
このブログも、今の自分の思考、興味関心や体験を記録することで、外部脳としてのアーカイブの機能がある。
さて、これをどう使おうか。
最近、PC内の「blog」というフォルダ名を「工房」に変更した。
意図としては、これまでブログと別々のところにあった「企画」のフォルダを統合して、工房の中でプロジェクトの立案から進捗管理とレポートまでを一貫して管理したいという意図のため。そもそもブログフォルダの中に思いつきのアイデアやペンディング中のもの、単なるレポジトリみたいなディレクトリが増えてきたので、年が変わったタイミングでドラスティックに変えてみた、と。その過程で、なんとなくしっくりくるのがブログ活動そのものを上位概念の工房に統合することで、その中での展開を楽にするという目的。フォルダ名のルール決めも、ブログ記事執筆用のものはそのまま日付とラベルのままで、その中で企画であったり、継続案件も区別がつくようにする、と。重要なのは一覧性。企画だけを1つのフォルダに閉じ込めておくと、その中をわざわざ開いてみることがない。なので、工房フォルダをフラットに案件が並んでいる状態にしておいて、それがそれぞれ今どんなステータスなのかをフォルダ名で管理する、と。
現状、この工房フォルダはDropboxに連動しているので、十数GBの容量制限はあるが、終了した案件をこまめに移動したり、Camera Uploadも定期的にバックアップを取ることで当面はなんとかなると思う。
アイデアから実行までをフルスイングで思いっきりやりたいのだ。そのための、うしろっかわにあるプラットフォームの整備。とりあえず、アイデアだけで未着手の案件を形にしていこうと思う。
というわけで、ブログの役割としては今まで通り興味関心を形にして把握するっていうことと、その経緯と結果の記録とレポート。公開し、共有するのも非常に大事。あとは、引き続きスピードもね。
ちょっと古い記事の下書きが貯まってるので、まずはそこをなんとかしよう、と。
by t0maki
| 2017-01-20 21:31
| 乱文・雑文
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