『ヤマハ発動機 シースタイル・マリン塾(操船マスターⅡ)体験イベント』で浦安から横浜までクルージング
2016年 10月 04日
東京湾を浦安から横浜までボートでクルージング。ニューポート江戸川から、風の塔をかすめて横浜ベイサイドマリーナまで航行するコース。直線距離にして約40キロちょっと。平均時速15ノットくらいで操船すると、1時間半で着く、と。だいたいエンジンの回転数を3000後半から4000くらいで航行したんだけど、船を抜くときに5000回転くらい出した時は結構緊張しました。自分の中で、最高スピード。
『ヤマハ発動機 シースタイル・マリン塾(操船マスターⅡ)体験イベント』に参加してきました。「航海計画を作って、大海原へでかけよう!」っていう副題どおり、地図の見方やコンパス&三角定規の使い方を習ったりもしつつ。安全レクチャーを受けたり、実際にボートを操船したり。
シースタイル・マリン塾は、認定インストラクターが教える、船舶免許保持者を対象とした参加体験型のスクールです。今回僕らが受講した「操船マスターⅡ」というコースの他にも、「離着岸マスター」や「アンカリングマスター」など、レベルや目的に合わせてさまざまなコースがあります。料金や講座内容はシースタイル・マリン塾の公式ページに掲載されています。僕は以前、横浜ベイサイドマリーナで開催された「操船マスターI」の体験イベントに参加して、座学と実技を体験しました。急旋回や急加速、障害物回避の実技や、アンカリングなどいろいろ教わりました。今回の「操船マスターⅡ」は、その上級編といったところ。浦安から横浜までの長距離を操船しながら、東京湾を航行する際の注意点などを教わりました。
▼まずはしっかりお勉強。ヤマハマリン塾の「操船マスターII」の特別レッスンを体験。
▼海図の見方や、航海計画についてなどを勉強する。
▼航行可能エリアについて、説明を受けます。
▼この日は大潮の干潮時に出港して、満潮になる頃に帰港する感じ。
▼浦安から横浜まで一気に向かいます。
▼大潮の干潮時なので、いつもは見えない干潟が顔を出してる。あまりにギリギリすぎてスクリューをこすったので、この後チルト走行で脱出。
▼横腹ベイサイドマリーナまで、東京湾を横断して約1時間半くらい。久しぶりの操船で緊張したけど、やっぱりボートは楽しい。
▼僕は船舶免許をここで取りました。
▼二艇で来ました。僕が操船したのは、後方の船。
▼クリートのやり方は覚えてた。他の結び方は、教えてもらいつつ。
▼くるっと巻いて、上にぎゅっとして、くるっと回して通して結ぶ。覚えた?
▼着岸して係留した後、高さを調節するの大事。
▼海から見上げる氷川丸、かっこいい。
▼帰りは京浜運河を通って、横浜から浦安まで2時間くらい。すげー気持ち良い。
船舶免許を取得して、ボートを操船できるようになったのも嬉しいですが、なによりも世界が広がった感じがします。今まで知らなかった水の上の世界。道の無い海を自分でコースを決めて航行できるのは、ボートの楽しさのひとつですよね。隅田川を遡上していくつも橋をくぐってみたり、船からのお花見とか、首都高速の下を橋脚をすり抜けながら操船したり。ボートの免許自体は、比較的簡単に取得することができます。
僕の場合は、テキストを受け取ってから一週間くらいかけてひととおり自宅で読んで勉強した後、丸一日かけて学科と実技の講習を受け(通常は二日間)、二級小型船舶操縦士の国家試験(午前学科、午後実技)を受けました。僕の周りでは、この試験に落ちたという人は聞いたことがありませんので、真面目にしっかり勉強すれば大丈夫だと思います。
小型船舶操縦士の免許を取得したら、マリンクラブ・シースタイルに入会すれば、レンタルボートでクルージングを楽しむことができます。ボートを購入するのも良いですけど、維持費やメンテナンスがなかなかタイヘンなので、レンタルがちょうど良いかな、と。月会費は3,240円。ボートのレンタル料金は、ボートの種類にもよりますが、例えば勝ちどきマリーナで一番人気の「BELFINO」をまるっと丸一日6時間(10時から16時まで)借りたとして、平日なら11,300円(+燃料費)、土日祭日はだいたい15,400円(+燃料費)。6人で「BELFINO」を1艇借りたとして、高くてもひとり4,000円も出せば東京湾や隅田川を6時間、築地や豊洲、お台場、浜離宮など操船しながらクルージングを堪能できます。
都内の川を操船しながら、お花見をするのはめっちゃ楽しいですよ。
レンタルボートはマリンクラブ・シースタイル - マリン製品 | ヤマハ発動機株式会社
シースタイル・マリン塾 - レンタルボート | ヤマハ発動機株式会社
by t0maki
| 2016-10-04 21:56
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