タイのお守り「プラクルアン」
2017年 01月 19日

バス停に降り立ってタクシーを探していると、そのバス停の係員らしいおばちゃんがスススと近寄ってきて「タクシーお探しですか?」と英語で聞いてきた。「ハイ」とこたえて行き先を伝えると、「200バーツですがよろしいですか?」と聞かれ、まぁ700円もしないくらいだから「OK」と答えた。
しばらく待っていると、普通のおっちゃんが自家用車で乗り付けて、バス停の女性が「乗れ」と促す。その個人タクシーの車内には、ダッシュボードのところとバックミラーに、大量のお守りが飾られていた。
このお守りは、「プラクルアン」って呼ばれる、仏陀や僧の姿をかたどった小さなレリーフの護符である。粘土や金属でできていて、いろんな形や色、サイズのものがある。高僧の髪の毛を埋め込んだものもあったりして、コレクターの間で売買されたりもしている。
▼タイのセブンイレブンで売られていた、「プラクルアン」のカタログ雑誌


そういえば、日本人も車の中に交通安全のお守りを貼ってるし、考え方は似ているのかもなぁと思った。
▼日本にもお守りの文化が根付いている。写真は巣鴨。

面白かったのは、「プラクルアン」専門のカタログ雑誌が普通のコンビニで売られていたこと。面白そうなので、一冊買ってみた。中を開くと、たくさんのお守りが写真付きで掲載されてた。金額もある。日本円に換算してみると、数万円から数十万円するものまでいろいろ掲載されてるけど、安いものと高いものの違いが全然良く分からなかった。タイのお守り、奥が深い。
by t0maki
| 2017-01-19 19:19
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